終わりましたよ

2023/03/29
14:39

　　官能小説シリーズ
ガイナ・ランド

　女性Ａさんは、ゴーっと言う空調の音に、意識が戻って来ました。『あれ？此処は何処？私は、今何所に居るのかしら？』　白い天井が見え、股の間がスースーと涼しく感じます。
　「お疲れ様でした。診察は終わりましたよ。」
　女性Ａさんは、自分が診察を受けていた事を思い出します。
　「え？は、はい。あ、有難う御座いました。」
　慌てて返事をします。
　「では、台を降りましょう。」
　ドクターは、カーテンを開け、脚のベルトを外します。　

　女性が、いつの間にか眠ってしまった後、ドクターは女性の陰部を洗浄して拭き取り、清浄にしておきました。女性は、目を覚まし、膝のベルトを外して貰うと、気怠さが残るまま、ゆっくりと起き上がりました。
　「では、気を付けて、降りて下さいね。スリッパを履いて下さい。」

　女性Ａさんは、ソロリ、ソロリとステップを踏み、床へと降りて、スリッパを履きます。
　「じゃあね、此方の方へどうぞ。」
　女性Ａさんは、記憶が蘇ると、ちょっと恥ずかしくなります。『ひょっとして、診察中にイッテしまったのかしら？』　急に顔が紅くなりました。
　「さあどうぞ。」
　「は、はい💦。」

　女性Ａさんは、ワークショップの新規会員登録者として、一通りの診察・検査を受けました。これで、晴れて会員となれます。楽には会員に成れないのです。会員は、全ての診察結果を公表され、皆で考え学習します。
　「では、此方でお着換え下さい。」
　女性Ａさんは、更衣を済ませると、再びドクターと面談します。診察の結果説明と、後日に検査結果を聞きに来るように言われます。その他、ワークショップの細かい決まり事等の説明を受けます。
　女性Ａさんは、ワークショップを後にすると、帰る道々、診察を思い出すと、再び恥ずかしくなり、又、妙な興奮を覚え、アソコが熱くなります。そして、暫く通ってみようと心に決めたのです。帰って、ワークショップのウエブサイトで、色々見てみようと楽しみにします。

　女性Ａさんは、その後幾度もワークショップを訪れ、診察・性感開発を受けました。そして、お友達も招待して、喜びを分かち合うのでした。ワークショップのウエブサイトでも、会員同士の広汎な意見交換や学習を行っています。

　官能小説シリーズ　ガイナ・ランド
　ガイナ・ランド　　おわり

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　ご拝読有難う御座いました。「ガイナ・ランド」の終わりです。
次は、貴女が内診台へ上がる番です。どうぞ～。
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御注意：本ブログは、あくまでも小説であって、架空の物語です。主旨は、ブログ冒頭の「ご案内」を、お読みください。

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