Female Circumcision　(フィーメール　サーカムシジョン)

2023/01/18
18:56

　　官能小説シリーズ
Female Circumcision

　聖女学院大学は、文字通り、ミッション系の女子大学である。今年も、受験で合格した女子学生が、入学して来た。偏差値は割合高い方であるが、推薦入学が多い。都心郊外に位置しており、比較的裕福な家庭で育った娘が多い。大学の規模はそれ程大きくは無く、こじんまりとした大学である。4年間の履修課程の後には、大学院も設置されており、修士、博士課程もある。

　実は、この大学の母体は、とある宗教法人であり、同時に秘密結社でもある。その宗教団体の会員であり、構成員でもある親の子弟が、入学する事が多い。事実上は、その会員達の為の大学と言える。世間的には、余り知られていない宗教なので、外部からその存在は、認識される事は無い。目立たない大学だが、社会的には、品行方正な学生が多いので、評価されている。事件事故などは、起こしていない。経営状態も良く、経営上の問題は無い。健全な女子大学として、認識されている。文部科学省からも、多くの補助金を得ている。　

　　割礼儀式台

　さて、世間からは、普通の女子大学と思われているが、実は母体の宗教法人の宗教上の教義は、可也厳しい決まりがあるようだ。特に、性に関しては、禁欲主義的な戒律があると言われている。アーミッシュとまでは行かないが、凡そ現代社会の常識では、受け入れられないものまであるようだ。その教義の内容は、温和であり、決して過激なものは無いが、禁欲的な部分は、修道院にも通じるところがある。一説には、教祖はシスターだとされている。

　割礼手術道具一式

　先に述べたように、今年も一定数の学生が募集され、目出たく一般入学試験に合格、若しくは推薦入学試験に合格した者が、入学を許された。
　鈴木花音(カノン)は、その新入学生である。今、セレモニーへ参加する為、学内に有る診療所へ向かっている。年齢は、18歳になったばかりで、長髪の清楚な感じのお嬢様である。服装は、派手では無いが、アカデミックな雰囲気を醸し出している。ピンクのマスクを嵌めていても、顔立ちが良さそうなのが分かる。

　割礼証明書

入学早々に、彼女へ学生課より書類が届いた。『本学へ入学した者は、同時に本教団と結社の正式な会員と構成員となる為に、規定3条1項イに定められた定められたセレモニーを受けなければならない。』と、書かれていた。　花音は、この大学が、ミッション系の大学で、以前より興味が有り、是非入学したいと思っていた。その大学の勉学精神や倫理観に、甚く共鳴していた。

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御注意：本ブログは、あくまでも小説であって、架空の物語です。主旨は、ブログ冒頭の「ご案内」を、お読みください。

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