診察台の上で
- 2022/11/09
- 00:57
官能小説シリーズ
ナンバーカード管理社会
三時過ぎに、ナースが玲奈のベッドサイドへ遣って来ました。
防護衣を身に纏い、キャップを被り、フェイスガードにマスク、ニトリルの手袋をしています。
「PCR検査をしますからね。上を向いて。」
ナースは、玲奈の鼻孔へ、綿棒を挿し込みます。奥の方まで挿し込むと、グリグリと粘膜へ擦りつけます。
玲奈は、痛みに顔を顰めます。
「はい、採れましたね。じゃ、三時半ちょっと前に、迎えに来ますからね。」
そう言うとナースは病室を出て行きました。
暫くして、時間になると、ナースが迎えに来て、玲奈は寝巻の上からガウンを羽織ると、病室を後にします。廊下を歩き、隔離区域を出ました。どうやら、PCR検査の結果は、陰性になっていたようです。エレベータで、下の階へ行き、廊下を歩きます。
ナースは、あるドアの前で、立ち止まりました。
「では、このファイルを、中にいる先生に渡して下さい。中で、検査がありますよ。どうぞ。」
ナースは、玲奈のカルテが入ったクリアケースを渡します。 玲奈は、それを受け取ると、案内された診察・検査室のドアを開けます。そして、中へ入って行きました。ナースは、それを見届けると、去って行きます。
玲奈が、診察・検査室へ入ると、そこは照明が落とされた薄暗い部屋でした。消毒液の臭いが立ち込め、診察台や機材等が目に入ります。奥には、緑色の術衣の男性の医師がいました。
「はい、鈴木玲奈さんですね?」
「は、はい、そうです。」
「じゃ、ファイルお預かりしましょう。」
玲奈は、男性医師へ、クリアケースを渡します。
この術衣の男性医師は、実はこの病院の院長でした。名前を、田中 学といい、内科医です。大学病院勤務の後に独立、小さな醫院から始めて、少しづつ規模を拡げて、幾つかの診療科を増設しました。そして、理事長は、妻に遣らせています。他の医師や職員は、雇われている身なので、院長に楯突く事はありません。良くも悪くも、典型的なワンマン経営の病院です。
病院の評判は悪くなく、職員の待遇は良い方だと言われています。ただ、外部からは分からない事情もあって、一部の関係者からの、如何わしい噂があるようではあります。
院長田中 学は、内科が専門ですが、今日は玲奈の診察・検査を担当します。本来は、他の医師が担当してもいいのですが、何故か院長自らが、わざわざ玲奈を診る事になりました。それに、誰も異を唱える者はいません。若い女性患者の場合は、院長自らが、診察・検査を行うようです。
担当医 田中は、玲奈のクリアケースを受け取ります。
「それでは、今日は退院にあたっての、診察・検査となります。国から指示があり、様々な検査になりますからね。なので、その寝巻の下の、下着を上下共、取って下さい。寝巻はそのまま着ていていいですよ。其方の脱衣ブースでどうぞ。準備が出来たら、此方へ来て下さい。」
玲奈は、そう言われて、訊き返します。
「あの~、下着って、ブラとパンティもですか?」
「あ、ええそうですよ。下着は全部とって、寝巻だけになって下さい。その方が、検査を遣り易いですからね。」
玲奈は、ちょっと嫌な予感がしましたが、検査の為なら仕方が無いわねと、脱衣ブースへ行きます。
其処は、壁際に衝立で囲われた、小さなスペースでした。衝立の陰で、玲奈はガウンを脱いで、畳むと脱衣篭へ入れます。寝巻の袖を抜いて、ブラジャーを外します。
『つまり、寝巻の下は、素っ裸になると言う事なのよね?』
玲奈は、抵抗を感じながらも、退院の為だからと自分に言い聞かせます。
玲奈は、パンティに手を掛け、ゆっくり下ろして、脱ぎました。ブラジャー、パンティを、畳んで脱衣篭のガウンの下へ、差し込みます。
再び寝巻の袖を通し、前紐をしっかり結んで、整えます。そして、気が進まないまま、医師の方へと戻ります。
「あ、準備出来ましたか?下着は上下共、脱ぎましたね?」
「は、はい。大丈夫です。」
「それではね、聴診とかしますから、此方のベッドへ横になって下さい。スリッパは脱いで、枕は、此方ですよ。」
玲奈は、言われた通りに、診察ベッドへ上がり、仰向けに横たわりました。ライトに眩しく照らされます。ちょっと緊張して、胸がドキドキします。
周りは、薄暗いのですが、その医師以外に、人の気配はありません。
『看護師さんは、いないのかしら?』
玲奈は、ちょっと不安になります。でも、病院なので、そういう場合も有るのかしらと、思います。仕事が忙しい中、一週間も入院して、もう早く退院したいと考えています。会社へ行ったら、何て言われるのか、ちょっと怖い気もしています。
「では、聴診器当てますよ。前を開きますからね。ちょっと御免なさい。」
医師は、そう言うと、勝手に玲奈の寝巻の前の紐を引っ張り、胸を開けようとします。目の前に、ゴム手袋の手が見えて、胸元の紐が引っ張られます。

入院患者の診察・検査
医師の田中は、玲奈の寝巻の胸を開けます。左右の襟を掴んで、ササッと左右に大きく開き、玲奈の胸全体が見えるようにしました。当然、乳房が露出して、丸見えにされますが、医師は、全く意に介していないようです。
「ゆっくり息をして下さい。気道の音を聴きますよ~。」
ペタリと、冷たい聴診器の先が当てられます。玲奈はビクッとしますが、言われた通りに大きく深呼吸をします。新型ウィルス感染症は喉から気道、肺へと炎症が起こるので、聴診して確かめられます。玲奈の胸は大きく上下に動きます。
玲奈は、自分の乳房が曝されていて、恥ずかしくて視線を何処へ遣ったらいいのか迷います。

聴診される入院患者
医師 田中は、聴診器を玲奈の喉元から、下へ肺の上辺りへと、ペタペタ当てて行きます。
「ふうむ、新型ウィルス感染症による炎症は、収まっていますね。」
続けて、心音を聴きます。乳房の上からも聴診器を当てられます。聴診器は、玲奈の胸をペタペタと這いずり回ります。乳首こそ、触れられないものの、乳房へも当てられるので、玲奈は恥ずかしいのと、くすぐったいのとで、ゾワゾワとした感覚に襲われます。
『男の先生に、胸を見られて、ちょっと口惜しいわ。』
病院とは言え、男性医師に胸を見せるのは、抵抗を覚えます。
医師 田中は、聴診器を胸から更にお腹へと当てて行きます。玲奈は、寝巻の前が気になって仕方が有りません。お腹の方を診られると、下の方が見えてしまいそうです。医師 田中は、聴診器を外し、首へ掛けました。
「うん、大丈夫かな。じゃ、触診しましょう。」
医師 田中は、腹部の触診を始めます。玲奈のお腹をグイグイと押して行きます。下腹部も押されて、子宮や卵巣の上辺りも探られます。
「異常なさそうですね~。では、次は乳房触診しておきましょう。両手を上に。頭の後ろで、組んで頂けますか?」
「はい?え、乳房?」
玲奈は、まさか乳房を調べられるとは思っていなかったので、訊き返します。
「そうですよ、乳房を調べましょう。国の指針がありまして、検査項目になっています。この前、国会で決まって、お達しがありましてね。さあ、こう、後ろへ手を組んで、胸を前へ突き出すような感じに。どうぞ。」
玲奈は、そう言われて、断る訳にも行かず、止む無く言われたような格好をします。
腕を上に挙げ、頭の後で手を組むと、肘を開くと、乳房が突き出します。さあ、見て下さいと言わんばかりのポーズです。
「ああ、そうですよ。それでいいですからね。そのままにしていましょう。」
医師 田中は、玲奈の横のスツールへ腰掛け、乳房触診を始めます。左腋の下へ、手を当ててリンパ腺を調べます。玲奈はくすぐったそうに、肘を絞めようとします。
「はいはい、肘は開いたままにしていて下さいね。」
医師 田中は、腋の下から、乳房へと、指先と掌を使い、丁寧に押して撫でてと触診して行きます。プルンプルンと、玲奈の乳房が揺れます。
玲奈は、知らない男性医師に胸を触られ、何だか腹立たしく口惜しくなって来ました。でも、入院中の身に、何の文句も言えません。せめて、女医さんに遣って欲しかったと心に思うのでした。
そんな玲奈の思いと裏腹に、医師 田中は、左右の乳房を、押して撫でてと、執拗な触診を行うのでした。そして、最後に、乳首を摘み、分泌液が無いか、調べるのでした。玲奈は思わず、 「あっ!?」 と叫んでしまいました。 「うん、大丈夫だね~。」

乳房触診される入院患者
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ナンバーカード管理社会
三時過ぎに、ナースが玲奈のベッドサイドへ遣って来ました。
防護衣を身に纏い、キャップを被り、フェイスガードにマスク、ニトリルの手袋をしています。
「PCR検査をしますからね。上を向いて。」
ナースは、玲奈の鼻孔へ、綿棒を挿し込みます。奥の方まで挿し込むと、グリグリと粘膜へ擦りつけます。
玲奈は、痛みに顔を顰めます。
「はい、採れましたね。じゃ、三時半ちょっと前に、迎えに来ますからね。」
そう言うとナースは病室を出て行きました。
暫くして、時間になると、ナースが迎えに来て、玲奈は寝巻の上からガウンを羽織ると、病室を後にします。廊下を歩き、隔離区域を出ました。どうやら、PCR検査の結果は、陰性になっていたようです。エレベータで、下の階へ行き、廊下を歩きます。
ナースは、あるドアの前で、立ち止まりました。
「では、このファイルを、中にいる先生に渡して下さい。中で、検査がありますよ。どうぞ。」
ナースは、玲奈のカルテが入ったクリアケースを渡します。 玲奈は、それを受け取ると、案内された診察・検査室のドアを開けます。そして、中へ入って行きました。ナースは、それを見届けると、去って行きます。
玲奈が、診察・検査室へ入ると、そこは照明が落とされた薄暗い部屋でした。消毒液の臭いが立ち込め、診察台や機材等が目に入ります。奥には、緑色の術衣の男性の医師がいました。
「はい、鈴木玲奈さんですね?」
「は、はい、そうです。」
「じゃ、ファイルお預かりしましょう。」
玲奈は、男性医師へ、クリアケースを渡します。
この術衣の男性医師は、実はこの病院の院長でした。名前を、田中 学といい、内科医です。大学病院勤務の後に独立、小さな醫院から始めて、少しづつ規模を拡げて、幾つかの診療科を増設しました。そして、理事長は、妻に遣らせています。他の医師や職員は、雇われている身なので、院長に楯突く事はありません。良くも悪くも、典型的なワンマン経営の病院です。
病院の評判は悪くなく、職員の待遇は良い方だと言われています。ただ、外部からは分からない事情もあって、一部の関係者からの、如何わしい噂があるようではあります。
院長田中 学は、内科が専門ですが、今日は玲奈の診察・検査を担当します。本来は、他の医師が担当してもいいのですが、何故か院長自らが、わざわざ玲奈を診る事になりました。それに、誰も異を唱える者はいません。若い女性患者の場合は、院長自らが、診察・検査を行うようです。
担当医 田中は、玲奈のクリアケースを受け取ります。
「それでは、今日は退院にあたっての、診察・検査となります。国から指示があり、様々な検査になりますからね。なので、その寝巻の下の、下着を上下共、取って下さい。寝巻はそのまま着ていていいですよ。其方の脱衣ブースでどうぞ。準備が出来たら、此方へ来て下さい。」
玲奈は、そう言われて、訊き返します。
「あの~、下着って、ブラとパンティもですか?」
「あ、ええそうですよ。下着は全部とって、寝巻だけになって下さい。その方が、検査を遣り易いですからね。」
玲奈は、ちょっと嫌な予感がしましたが、検査の為なら仕方が無いわねと、脱衣ブースへ行きます。
其処は、壁際に衝立で囲われた、小さなスペースでした。衝立の陰で、玲奈はガウンを脱いで、畳むと脱衣篭へ入れます。寝巻の袖を抜いて、ブラジャーを外します。
『つまり、寝巻の下は、素っ裸になると言う事なのよね?』
玲奈は、抵抗を感じながらも、退院の為だからと自分に言い聞かせます。
玲奈は、パンティに手を掛け、ゆっくり下ろして、脱ぎました。ブラジャー、パンティを、畳んで脱衣篭のガウンの下へ、差し込みます。
再び寝巻の袖を通し、前紐をしっかり結んで、整えます。そして、気が進まないまま、医師の方へと戻ります。
「あ、準備出来ましたか?下着は上下共、脱ぎましたね?」
「は、はい。大丈夫です。」
「それではね、聴診とかしますから、此方のベッドへ横になって下さい。スリッパは脱いで、枕は、此方ですよ。」
玲奈は、言われた通りに、診察ベッドへ上がり、仰向けに横たわりました。ライトに眩しく照らされます。ちょっと緊張して、胸がドキドキします。
周りは、薄暗いのですが、その医師以外に、人の気配はありません。
『看護師さんは、いないのかしら?』
玲奈は、ちょっと不安になります。でも、病院なので、そういう場合も有るのかしらと、思います。仕事が忙しい中、一週間も入院して、もう早く退院したいと考えています。会社へ行ったら、何て言われるのか、ちょっと怖い気もしています。
「では、聴診器当てますよ。前を開きますからね。ちょっと御免なさい。」
医師は、そう言うと、勝手に玲奈の寝巻の前の紐を引っ張り、胸を開けようとします。目の前に、ゴム手袋の手が見えて、胸元の紐が引っ張られます。

入院患者の診察・検査
医師の田中は、玲奈の寝巻の胸を開けます。左右の襟を掴んで、ササッと左右に大きく開き、玲奈の胸全体が見えるようにしました。当然、乳房が露出して、丸見えにされますが、医師は、全く意に介していないようです。
「ゆっくり息をして下さい。気道の音を聴きますよ~。」
ペタリと、冷たい聴診器の先が当てられます。玲奈はビクッとしますが、言われた通りに大きく深呼吸をします。新型ウィルス感染症は喉から気道、肺へと炎症が起こるので、聴診して確かめられます。玲奈の胸は大きく上下に動きます。
玲奈は、自分の乳房が曝されていて、恥ずかしくて視線を何処へ遣ったらいいのか迷います。

聴診される入院患者
医師 田中は、聴診器を玲奈の喉元から、下へ肺の上辺りへと、ペタペタ当てて行きます。
「ふうむ、新型ウィルス感染症による炎症は、収まっていますね。」
続けて、心音を聴きます。乳房の上からも聴診器を当てられます。聴診器は、玲奈の胸をペタペタと這いずり回ります。乳首こそ、触れられないものの、乳房へも当てられるので、玲奈は恥ずかしいのと、くすぐったいのとで、ゾワゾワとした感覚に襲われます。
『男の先生に、胸を見られて、ちょっと口惜しいわ。』
病院とは言え、男性医師に胸を見せるのは、抵抗を覚えます。
医師 田中は、聴診器を胸から更にお腹へと当てて行きます。玲奈は、寝巻の前が気になって仕方が有りません。お腹の方を診られると、下の方が見えてしまいそうです。医師 田中は、聴診器を外し、首へ掛けました。
「うん、大丈夫かな。じゃ、触診しましょう。」
医師 田中は、腹部の触診を始めます。玲奈のお腹をグイグイと押して行きます。下腹部も押されて、子宮や卵巣の上辺りも探られます。
「異常なさそうですね~。では、次は乳房触診しておきましょう。両手を上に。頭の後ろで、組んで頂けますか?」
「はい?え、乳房?」
玲奈は、まさか乳房を調べられるとは思っていなかったので、訊き返します。
「そうですよ、乳房を調べましょう。国の指針がありまして、検査項目になっています。この前、国会で決まって、お達しがありましてね。さあ、こう、後ろへ手を組んで、胸を前へ突き出すような感じに。どうぞ。」
玲奈は、そう言われて、断る訳にも行かず、止む無く言われたような格好をします。
腕を上に挙げ、頭の後で手を組むと、肘を開くと、乳房が突き出します。さあ、見て下さいと言わんばかりのポーズです。
「ああ、そうですよ。それでいいですからね。そのままにしていましょう。」
医師 田中は、玲奈の横のスツールへ腰掛け、乳房触診を始めます。左腋の下へ、手を当ててリンパ腺を調べます。玲奈はくすぐったそうに、肘を絞めようとします。
「はいはい、肘は開いたままにしていて下さいね。」
医師 田中は、腋の下から、乳房へと、指先と掌を使い、丁寧に押して撫でてと触診して行きます。プルンプルンと、玲奈の乳房が揺れます。
玲奈は、知らない男性医師に胸を触られ、何だか腹立たしく口惜しくなって来ました。でも、入院中の身に、何の文句も言えません。せめて、女医さんに遣って欲しかったと心に思うのでした。
そんな玲奈の思いと裏腹に、医師 田中は、左右の乳房を、押して撫でてと、執拗な触診を行うのでした。そして、最後に、乳首を摘み、分泌液が無いか、調べるのでした。玲奈は思わず、 「あっ!?」 と叫んでしまいました。 「うん、大丈夫だね~。」

乳房触診される入院患者
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