さあ、上がりましょう！

2022/09/01
23:46

官能小説シリーズ

婦人科教室

　婦人科診察台を前にして、女性は尻込みをします。パンティを脱いで、いざ婦人科診察台を前に立ってみると、その形から、それがどう言う事を意味しているのか、何となく分かったのでしょう。　
　「えっと、．．あの．．．。」

　女性は、内診台の前で、立ち尽くします。内診台を見て、急に怖くなったのでしょう。無理も有りませんね。初めての婦人科なら当然でしょう。誰でも躊躇するものです。女性は、内診台の前で、思案しています。

　「さ、始めましょう。診察しますから、台へ上って下さい。」　医師は、迷っていて中々台へ上がろうとしない女性を、内診台へと導きます。「ほら、ここへ足を掛けて上って、後ろ向きに腰掛けて下さい。はい、どうぞ。」　　どうしようかと、勇気の出ない女性を、腕を支えて、内診台へ誘導します。自身から上がるのは、恥ずかしいでしょうからね。

　　「ほら、此方を向いて。後ろ向きに上がりましょう。」
　「あの．．．、でも．．．。ちょ、ちょっと待って下さい。」　初めての婦人科に、未だ決心が付かないようです。　「ちょっと診るだけですからね。皆さん、普通に受診されていますよ。」

　女性は、医師に促され、内診台へ導かれると、言われるがまま、内診台のステップに足を掛けます。　「ほらほら、足元に気を付けて。そこのステップに、足を掛けて、上がりましょう。」　　女性は、腕を支えられて、もう台へ上がるしか有りません。　迷いながらも、ステップを上がります。　

　「えっ、えっ、．．．此処を上がるんですか？．．．こうですか？」
　「そうです、そうです。脚を掛けて、上に上がりましょう。．．．そうですよ。上がったら、腰掛けましょう。」　初めての事で、慣れない内診台へ、女性はおどおどしながら、内診台へ上がります。

　「ここで、いいんですか？」
　「そうそう、そこへ、お尻を向けて、そう、腰掛けて。」　
「ここへ座ればいいんですか？」
　「はい、そうそう、そこでいいですよ。」
　女性は、何とか内診台へ、腰掛ける事が出来ました。
　「じゃあね、後ろへ凭れましょうか。枕が有りますから、お使い下さい。そして、脚は上げましょう。」
「はあ、．．．。」

　学生さんらしき女性に、内診台へ上って貰いました。これから、婦人科の診察を行ってみましょう。受診して頂ければ、悪いようにはしませんからね。ちょっと頑張って頂きましょうか。

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