膣鏡診
- 2022/07/19
- 17:55
官能小説シリーズ
勧められたクリニックで 21
ドクターは、もうこれ位で十分かなと、内診を終えます。件の御先輩も、留飲を下げていらっしゃるでしょう。見学している参加者へも、十分なレクチャーが出来ました。ドクターは、「うん、大丈夫そうですね。異常無いでしょう。」と、初診患者さんへ告げます。ドクターは、膣から指を抜きました。 「うう...、ううう。」 充血した膣口が、ゆっくりと閉じて行きます。泡立って白くなった粘液が、ゆっくりと溢れ出て来て、肛門へと垂れ落ちます。肛門も ”キュ~~ッ” と窄(すぼ)まり、 ”ヒクヒク” と蠢(うごめ)きます。 「フウ~ッ!」 カーテンの奥から、大きな吐息が聞こえて来ました。 ドクターは、すっかり濡れてしまったゴム手袋を”バチッ、バチッ”と手から外します。それをペールへ捨てると、新しいゴム手袋を取り出し、交換します。
そして、何やら検査器具を手に取りました。「それでは、次に膣鏡診を行いま~す。」

膣鏡診を待つ初診患者
ドクターは、”カチカチッ”と嘴(くちばし)を開いています。ハンドルを握ると、ノッチが引っ掛かり、固定される仕組みになっています。更に上に押し上げるノブを押して”カチカチカチッ”と上下に開きました。嘴は、先端が開き、更に幅が拡がるようになっています。「よし、OKですね。」 ドクターは、検査器具の動作確認をしていたのです。そして、ノブを押して、順番に戻して閉じます。更に、ハンドルの下に有るスイッチを、”カチッ”と入れると、LEDライトが明るく点灯しました。それは、プラスチック製の透明な使い捨ての膣鏡で、膣内を明るく照らし出すのです。
「では、拝見しましょうか。」

両脚を開いて、膣鏡診を待つ初診患者
ドクターは、スペキュラム(膣鏡)を手にすると、スツールを”キュルキュル”と音を立てて引き摺り、前へと迫ります。
「さて、今から膣鏡診を行いますね。検査器具を、膣の中へ挿し込みますから、ゆっくり息をして、力を入れないように、楽にして下さい。」
「は、はい...。」 お尻の穴が窄み、力が入っているのが分かります。初診患者さんは、無意識に腰を引こうとしています。ドクターは、スマホからもよく見えるように、大きなスペキュラムを使用します。出来るだけ大きく膣を開いて、膣壁や子宮頚部を診察しようと考えています。

照明付きの膣鏡Lサイズが挿し込まれます
初めて訪れたクリニックで、断れずに内診台へ上げられた女性は、診察の様子を、幾人から観られてしまいます。「は~い、膣へ器具を入れますよ~。楽にしてね~。」 ドクターは、スペキュラムを膣へ挿入します。スペキュラムの先が性器へ触れると、初診患者さんの腰が、”ビクッ”とします。「入れますよ~。」

「あっ?!」 ドクターは、指先で小陰唇を開き、膣口を露出させ、スペキュラムの先を押し当てます。”グイグイ” と押してみますが、入りません。太めのスペキュラムなので、そう簡単には入らないようです。 「あっ、あ?!」 「力を入れないでね~。」 ドクターは、スペキュラムの角度を変えて、挿入を試みます。

大きな膣鏡を押し当てられて、挿入される初診患者。さあ、拝見させて頂きましょうか。
初診患者さんは、股間に何かが押し付けられる違和感を覚えます。横のモニター画面を見てみると、 「ひ~っ、何あれ?!」 得体の知れない検査器具が、性器へ押し当てられています。 恐怖で体が強張ります。膝に力が入り、お腹にも力が入ります。
カーテンの向こうから、「あれ~、おかしいな、全然入りませんねえ...。力を入れてませんか~?」 と先生の声が聞こえて来ました。

膣鏡のサイズが大きい上に、初診患者さんは、緊張の余り、お尻を絞めて、膝を閉じようとします。膣鏡は、中々入って呉れません。「楽にしましょうね~。力を抜いて下さい。ゆっくり息をしましょうね~。」
「え?...は、はい。」
そう言われても、画面を見てしまうと、嫌でも恐怖で、力が入ってしまいます。
『こんなの入れるの~?!』
ドクターは、タイミングを見計らって、膣鏡を挿し込みます。
*********************
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勧められたクリニックで 21
ドクターは、もうこれ位で十分かなと、内診を終えます。件の御先輩も、留飲を下げていらっしゃるでしょう。見学している参加者へも、十分なレクチャーが出来ました。ドクターは、「うん、大丈夫そうですね。異常無いでしょう。」と、初診患者さんへ告げます。ドクターは、膣から指を抜きました。 「うう...、ううう。」 充血した膣口が、ゆっくりと閉じて行きます。泡立って白くなった粘液が、ゆっくりと溢れ出て来て、肛門へと垂れ落ちます。肛門も ”キュ~~ッ” と窄(すぼ)まり、 ”ヒクヒク” と蠢(うごめ)きます。 「フウ~ッ!」 カーテンの奥から、大きな吐息が聞こえて来ました。 ドクターは、すっかり濡れてしまったゴム手袋を”バチッ、バチッ”と手から外します。それをペールへ捨てると、新しいゴム手袋を取り出し、交換します。
そして、何やら検査器具を手に取りました。「それでは、次に膣鏡診を行いま~す。」

膣鏡診を待つ初診患者
ドクターは、”カチカチッ”と嘴(くちばし)を開いています。ハンドルを握ると、ノッチが引っ掛かり、固定される仕組みになっています。更に上に押し上げるノブを押して”カチカチカチッ”と上下に開きました。嘴は、先端が開き、更に幅が拡がるようになっています。「よし、OKですね。」 ドクターは、検査器具の動作確認をしていたのです。そして、ノブを押して、順番に戻して閉じます。更に、ハンドルの下に有るスイッチを、”カチッ”と入れると、LEDライトが明るく点灯しました。それは、プラスチック製の透明な使い捨ての膣鏡で、膣内を明るく照らし出すのです。
「では、拝見しましょうか。」

両脚を開いて、膣鏡診を待つ初診患者
ドクターは、スペキュラム(膣鏡)を手にすると、スツールを”キュルキュル”と音を立てて引き摺り、前へと迫ります。
「さて、今から膣鏡診を行いますね。検査器具を、膣の中へ挿し込みますから、ゆっくり息をして、力を入れないように、楽にして下さい。」
「は、はい...。」 お尻の穴が窄み、力が入っているのが分かります。初診患者さんは、無意識に腰を引こうとしています。ドクターは、スマホからもよく見えるように、大きなスペキュラムを使用します。出来るだけ大きく膣を開いて、膣壁や子宮頚部を診察しようと考えています。

照明付きの膣鏡Lサイズが挿し込まれます
初めて訪れたクリニックで、断れずに内診台へ上げられた女性は、診察の様子を、幾人から観られてしまいます。「は~い、膣へ器具を入れますよ~。楽にしてね~。」 ドクターは、スペキュラムを膣へ挿入します。スペキュラムの先が性器へ触れると、初診患者さんの腰が、”ビクッ”とします。「入れますよ~。」

「あっ?!」 ドクターは、指先で小陰唇を開き、膣口を露出させ、スペキュラムの先を押し当てます。”グイグイ” と押してみますが、入りません。太めのスペキュラムなので、そう簡単には入らないようです。 「あっ、あ?!」 「力を入れないでね~。」 ドクターは、スペキュラムの角度を変えて、挿入を試みます。

大きな膣鏡を押し当てられて、挿入される初診患者。さあ、拝見させて頂きましょうか。
初診患者さんは、股間に何かが押し付けられる違和感を覚えます。横のモニター画面を見てみると、 「ひ~っ、何あれ?!」 得体の知れない検査器具が、性器へ押し当てられています。 恐怖で体が強張ります。膝に力が入り、お腹にも力が入ります。
カーテンの向こうから、「あれ~、おかしいな、全然入りませんねえ...。力を入れてませんか~?」 と先生の声が聞こえて来ました。

膣鏡のサイズが大きい上に、初診患者さんは、緊張の余り、お尻を絞めて、膝を閉じようとします。膣鏡は、中々入って呉れません。「楽にしましょうね~。力を抜いて下さい。ゆっくり息をしましょうね~。」
「え?...は、はい。」
そう言われても、画面を見てしまうと、嫌でも恐怖で、力が入ってしまいます。
『こんなの入れるの~?!』
ドクターは、タイミングを見計らって、膣鏡を挿し込みます。
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