エステティックな感覚4

2021/10/16
17:15

官能小説シリーズ
エステティックな感覚
　ここは、レディス・クリニックなので、女性の体を、診察します。同時に、健康と美容にも、留意されます。先ずは、お尻の方をチェックされます。少し恥ずかしいですが、パンティを下げて、お尻を調べて貰います。

　アヌスがチェックされます。先ずは、視診されます。痔疾や性感染症等の、健康上の問題が無いかを診て貰います。力を抜いて、楽にして診て貰いましょう。お尻を突き出すようにすれば、施術者がチェックし易いですよ。ちゃんと診て貰いましょうね。施術者は、肛門の皺を伸ばして、見落とししないように、詳しくチェックします。ほら、この方は、綺麗なアヌスですよ。緊張されているのか、アヌスはヒクヒクと蠢(うごめ)き、窄(すぼ)んだり開いたりしていますね。恥ずかしがる必要は、全くありませんよ～。

　施術者は、LEDライト付きの拡大鏡を用いて、アヌスを詳細にチェックします。レンズを通して、女性のアヌスが、拡大して見えています。皺(しわ)の一本一本迄よく見えるので、痔疾(じしつ)やコンジローマ等の疣(いぼ)が調べ易くなります。施術者は、指先で女性のアヌスの皺を伸ばし、丹念にチェックします。

　アヌスのチェックが終わると、次は深部体温測定です。腋窩(えきか)より正確に測定出来ます。通常、腋窩(腋の下)より約1℃高めです。コロナ禍の事もあるので、直腸温を測定します。ゼリーを塗れば、容易にアヌス・ホールへ体温計が挿入出来ます。スイッチをプレスして、デジタル体温計が、アヌスへインサートされます。「お熱を、測りましょうね～。健康チェックですからね。」　基本的なチェック項目の一つです。

　スルリと体温計は、女性のアヌスへ、挿し込まれてしまいました。約一分間程で、直腸内の温度が分かります。動かないで下さいね。デジタル表示は、ゆっくりと上昇して行きます。アヌスが、時々ヒクヒクと蠢(うごめ)くのが、体温計を通じて、指先に伝わって来ます。冷たい物が、お尻の中へ、入って来たので、あまり気持ち良くは無いでしょうが、楽にしていましょうね。

暫くすると、デジタル体温計のアラームが鳴り、直腸温が出ました。37度台前半で、正常値です。ちょっと恥ずかしいけれど、大切な検査項目です。

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