診察室のアリス18

2021/08/11
20:26

　　　　　　　連続官能小説シリーズ　
　　診察室のアリス18

カーテンが引かれ

　アリスが、内診台へ腰掛けて、後ろへ凭れ掛かると、両脚がベルトで固定されました。そして、股を開かれて恥ずかしく思っていると、先生が、目の前にカーテンを垂らしてくれます。

　患者を、内診台へ固定したら、目の前のカーテンを引きます。患者の羞恥心と恐怖心を、和らげる働きがあります。希望されない場合は、カーテン無しで、診察を行います。多くの場合、カーテンを引いて、診察を行います。最も微妙な診察ですから、関係者以外は、原則立入禁止です。医療従事者や研修その他、医師が認めた場合は、見学立ち合いが可能です。その場合は、必ず白衣を着用します。勿論、マスク等も着用して、私語は禁止です。スマホ持込も禁止されています。見学・立会がある場合は、患者さんから、同意書を取っておきます。

　関係者以外は、立入禁止の場所です
躊躇う女性患者でしたが、内診台へ上げられて、これから診察を受けます。
　何とか、女性患者を内診台へ上げたら、両脚をベルトでしっかり固定しておき、目の前のスクリーンを下ろします。患者には、横のモニター画面で、診察の様子を、見る事が出来ます。
　ドクターは、ライトを引き寄せ、患者の診察部位を照らし出します。

　「ではね、診察をしましょうね。」ドクターは、診察を行う為に、ライトを、患者の陰部へ当てて、診易くします。照明が落とされた内診室には、患者の性器が明るく照らし出されました。黒い陰毛の下には、ピンクの襞が、畝って少し口を開いています。割れ目の奥の粘膜は、ピンクに光って見えています。菊の形の肛門の皺も見えます。未だ若い女性なので、綺麗ですね。内診台へ上がりたくなかったのも、当然ですね。

　婦人科の診察では、パンティを脱いで内診台へ上がると、全てが晒し出されてしまいます。先生には、全てが見えています。これから、更に詳しく調べられます。結婚前診断も兼ねて、診て差し上げましょう。

　カーテン越しに、ライトが下腹部へ当てられたのが分かります。アリスは、自分の下腹部が、曝されているのを、改めて感じます。下腹部が頼りなく、風がスースーと当たるのが分かります。
　先生は、カラカラとカートを押してきました。ガチャガチャと金属音が聞こえて来ます。きっと、検査器具か何かが載っているのねと想像すると、アリスは怖くなって来ました。