連続官能小説シリーズ 診察室のアリス12
直腸温の測定 ドクターは、レンズを通して、アリスの肛門を覗きます。拡大鏡で肛門は大きく見えています。指先で触診が行われます。アリスは、手で顔を覆って、この恥ずかしい時間に堪えています。きっと性器も丸見えになっているかと思うと、もう顔から火が出そうです。
ドクターは、暫くレンズを通して、アリスのお尻の穴を、指先を使い触診していましたが、「うん、まあ大きな問題は、無さそうですねぇ...」と言い、拡大鏡をガラガラと、横へ遣ります。
「ではね、体温測定しておきましょう。精密に測る為、直腸で測りますよ。そのままの姿勢でいて下さいね。」と言うと、体温計を手にします。
クリニックへ来院した女性は、診察台へ載せられ、お尻を詳しく調べられます。肛門の視診・触診を行ったら、次は深部体温測定がおこなわれます。
「ちょっと冷たいですよ~。」とドクターはアリスへ声を掛けます。アリスは、お尻がヒンヤリして、何かを塗られた事が分かります。ドクターは、アリスの肛門へ、無菌ゼリーをたっぷり付けます。「それでは、直腸温を測ってみましょうね。」とドクターは言うと、ピッと体温計のボタンを押します。デジタル表示が点いて、点滅を始めます。
「じゃ、体温測定しますよ~。」とドクターが言うなり、アリスは、お尻に冷たい何かが入って来るのを覚えます。体温計は、いとも簡単に、アリスの肛門へ、プスリと突き刺さります。「あうっ?!」とアリスが思わずお尻を引っ込めます。「は~い、動かないようにね~。」ドクターは、アリスの腰に手を当て、押さえ付けます。体温計は、ドクターが押すと、ツツーッとアリスの肛門の奥深くへと呑み込まれます。「ああっ?!」とアリスが声を上げます。「痛くないですかー?」とドクターは訊ねます。アリスは、お尻に違和感があるものの、特に痛い訳でも無いので、「は、はい。」と答えてしまいます。
体温計は、女性のお尻へと、スムーズに入って行きます。男性医師は、慣れた手付きで、体温計の先端を、女性の直腸へと送り込みます。 体温計は、直腸迄、十分深くに挿し込まれました。アリスは、お尻に冷たい物が入って来て、その違和感にモゾモゾとお尻を動かします。「動かないで下さいね~。」と、背後から先生の声が聞こえて来ます。アリスの肛門へ挿し込まれた体温計は、アリスが肛門を絞める度に、ピクピクと動いています。先生は、軽く体温計を支えます。体温計のデジタル表示は、ゆっくり上昇して行きます。
アリスにとって、堪え難い時間が過ぎて行きます。知らない男性医師に、お尻を見られ、その姿勢をずっと保っていなければなりません。先生の指先の感触が、お尻に奥迄、伝わって来ます。性器も見られているかと思うと、顔が熱くなるのを感じます。
やがて、ピピピピピッと体温計のアラームが鳴り、体温計はアリスの肛門から、スポッと抜き去れました。「ひっ!」とアリスは小さく声を出します。肛門はキュ~ッと窄まると、次にヒクヒクと蠢きます。「はい、結構ですよ~。ええと、37.5℃ですねー。問題無ですよ。直腸は少し腋下より高く出ますからね。」と、背後から先生の声が聞こえます。
此方の女性の深部体温は、実測値で37.5℃でしたね。大体、37℃~37.5℃の事が多いです。直腸温測定の次は、直腸診を行います。