診察室のアリス5
- 2021/07/27
- 20:05
連続官能小説シリーズ
診察室のアリス5
聴診から乳房触診へと
”ドクン、ドクン”と、アリスの心音が聞こえて来ます。やや早めで、緊張しているのが分かります。ドクターは、フェイスガードをして、マスクとゴム手袋を嵌めて、感染対策をし乍ら聴診を進めます。アリスの心臓の周りを、聴診器の先の丸い部分が、這いずり回ります。ドクターが、「では、ゆっくり息を吸って...吐いて...。」と言います。アリスは深呼吸をします。

聴診器が当てられ、気道の音が聴かれます。”ゴー、ゴー”と、雑音も無く、呼吸音が聞こえて来ます。
「はい、結構ですよ。」 ドクターは、聴診器を耳から外し、クルリと首へ掛けました。
「では、触診します。」 そう言うと、アリスの顎下へ手を遣ります。「リンパ腺から診て行きますよ。」
ドクターは、指先でアリスの顎の付け根辺りから、順にリンパ腺、リンパ節へ沿って触診を行います。ラテックスの臭いが、鼻先を掠めます。ドクターの手指は、冷たいような温かいような、ググっと引っ掛かるような感触です。首の付け根も押されます。腋や胸骨辺り、上半身が触診されて行きます。アリスは、ちょっとくすぐったいような、ラテックスの独特な感触を、上半身に感じます。

ドクターの触診
ドクターのラテックスの手掌は、お腹の方へ下りて来ました。指先でお腹を押されます。下腹部迄進んで行き、少し指先がパンティへ入ります。ドクターは、構わずに陰毛の辺り迄、挿し込んで両手で丁寧に、暫く触診します。アリスは、体を強張らせながらも、微妙な触診に堪えます。

「もうちょっと詳しく診ましょうか。」とドクターが言います。
更に、「上を、取りましょうか?ブラジャーを外して下さい。」と言います。アリスは、「はい⤴?」と、返事をします。ドクターは、「上半身、裸になりましょうか?乳房も、調べますから、ブラジャーを外して呉れますか?」と言います。
アリスは、簡単に済ませて貰えると思っていたのに、どうして上を診るんだろうと、不審に思いますが、きっとホルモンの関係もあるから、診るのかしらと思い、暫く考えてから、「はい。」と返事をしました。

「今、取るんですか?」とアリスは訊ねます。
ドクターは、「はい、ブラジャーを外して下さい。胸も診ますからね。どうぞ。」と答えます。
流石にアリスは、躊躇います。知らない男性医師に、胸を曝すのは抵抗があります。アリスは、どうしようかと迷いますが、此処はクリニックだし、診て貰いにに来ているのだから...と、考えていると、ふと横からの先生の圧力を感じます。

クリニックに来て、先生の気分を害したら、何もいい事はありません。アリスは、気が進まないけれど、ブラジャーを外すしかありません。
此方のクリニックへ掛かったら、全部調べられます。ネットで見つけて、ちょっと診て貰おうと来た女性は、丁寧な診察・検査を受ける事になるのです。
診察室のアリス5
聴診から乳房触診へと
”ドクン、ドクン”と、アリスの心音が聞こえて来ます。やや早めで、緊張しているのが分かります。ドクターは、フェイスガードをして、マスクとゴム手袋を嵌めて、感染対策をし乍ら聴診を進めます。アリスの心臓の周りを、聴診器の先の丸い部分が、這いずり回ります。ドクターが、「では、ゆっくり息を吸って...吐いて...。」と言います。アリスは深呼吸をします。

聴診器が当てられ、気道の音が聴かれます。”ゴー、ゴー”と、雑音も無く、呼吸音が聞こえて来ます。
「はい、結構ですよ。」 ドクターは、聴診器を耳から外し、クルリと首へ掛けました。
「では、触診します。」 そう言うと、アリスの顎下へ手を遣ります。「リンパ腺から診て行きますよ。」
ドクターは、指先でアリスの顎の付け根辺りから、順にリンパ腺、リンパ節へ沿って触診を行います。ラテックスの臭いが、鼻先を掠めます。ドクターの手指は、冷たいような温かいような、ググっと引っ掛かるような感触です。首の付け根も押されます。腋や胸骨辺り、上半身が触診されて行きます。アリスは、ちょっとくすぐったいような、ラテックスの独特な感触を、上半身に感じます。

ドクターの触診
ドクターのラテックスの手掌は、お腹の方へ下りて来ました。指先でお腹を押されます。下腹部迄進んで行き、少し指先がパンティへ入ります。ドクターは、構わずに陰毛の辺り迄、挿し込んで両手で丁寧に、暫く触診します。アリスは、体を強張らせながらも、微妙な触診に堪えます。

「もうちょっと詳しく診ましょうか。」とドクターが言います。
更に、「上を、取りましょうか?ブラジャーを外して下さい。」と言います。アリスは、「はい⤴?」と、返事をします。ドクターは、「上半身、裸になりましょうか?乳房も、調べますから、ブラジャーを外して呉れますか?」と言います。
アリスは、簡単に済ませて貰えると思っていたのに、どうして上を診るんだろうと、不審に思いますが、きっとホルモンの関係もあるから、診るのかしらと思い、暫く考えてから、「はい。」と返事をしました。

「今、取るんですか?」とアリスは訊ねます。
ドクターは、「はい、ブラジャーを外して下さい。胸も診ますからね。どうぞ。」と答えます。
流石にアリスは、躊躇います。知らない男性医師に、胸を曝すのは抵抗があります。アリスは、どうしようかと迷いますが、此処はクリニックだし、診て貰いにに来ているのだから...と、考えていると、ふと横からの先生の圧力を感じます。

クリニックに来て、先生の気分を害したら、何もいい事はありません。アリスは、気が進まないけれど、ブラジャーを外すしかありません。
此方のクリニックへ掛かったら、全部調べられます。ネットで見つけて、ちょっと診て貰おうと来た女性は、丁寧な診察・検査を受ける事になるのです。