プレイグ・ドクター　その30

2021/06/07
10:45

　　　連続官能小説シリーズ
プレイグ・ドクター(囚われたアニー)その30　

漏れだす精液

　アニーの股間から、注入された精液が漏れ出します。プレイグ・ドクターは、アニーの股間を見て、満足げに頷きます。「はいはい、ちょっと多めに入れ過ぎましたかね。拭き取っておきましょうね。」と言うと、漏れた精液で白く濡れたアニーの股間を、ガーゼで優しく拭います。ガーゼには、白い精液と粘液、少量の血液が混ざったものでべっとりします。強制的な膣鏡の挿入やシリコンチューブ挿入、肛門へはアナルプラグの挿入がありましたので、多少、粘膜が傷付いたかも知れません。

　処置台に載せられて、散々な面あったアニーは、ぐったりして動きません。プレイグ・ドクターは、優しく事後処置を行います。
　脚を開かれ、性器をガーゼで拭われ、肛門も拭かれます。

　性器を拭われ、思わず仰け反るアニー
　精液などでベタベタに濡れて汚れていた陰部が、ガーゼで何度か拭われ、清浄にされます。小陰唇は膨らみ充血しています。肛門も盛り上がり、ふっくらしています。

　自由を奪っていた拘束具も、もう用が無くなり、プレイグ・ドクターは、女性の猿轡、バストのハーネスを外して行きます。

　悪夢からの開放です。黒い革製の拘束具は、表面が擦れて、革の臭いと消毒液の臭いと、得体の知れない臭いがしています。一体幾匹の兎の種付けに使われたのでしょう。何匹もの兎が、尻尾を着けられ、精液を注入されたのでしょう。

　女性は、静かに拘束具が外されるのを待ちます。
きつく締め付けられていた革製の拘束具は、女性の柔らかい肉体へ喰い込み、中々外れません。汗を吸い込み、革が膨張して、留め金が固く締まっています。

　漸くベルトが外れて、拘束具が取れました。

　プレイグ・ドクターが、女性に言います。「ふふ、これで目的は果たされました。もう貴女は自由です。でも、分かってますね。今、経験した事は、口外無用ですよ。若し、誰かに話すと、大変な事になりますよ。そして、これからの事ですが、貴女の面倒は、或る組織が見る事になっていますから、ご安心下さい。家へ帰ったら、メールをご覧下さい。そこへ、詳細があります。経済的にも、十分な支援があります。困った事があると、組織が面倒を見ますから、遠慮無く申し出て下さい。いいですね、この事は口外無用ですよ。決して悪くはしませんから、我々を信頼して、全てを任せて下さい。」

　女性は、突然言われても、何の話か理解出来ません。

　女性は、ただただここから逃げ出したいだけです。訪れたクリニックで、訳の分からない変な事をされて、どう考えればいいのか、どうしたらいいのか、全く分かりません。『私は、一体何をされたのだろう？今から、どうしたらいいの？どうなるの？』と女性は、思いが頭の中でグルグルと巡ります。　