医師は診察を始める
- 2021/02/28
- 21:03

内診台の上の女性患者さんの陰部が洗浄され、濡れた陰部が、ガーゼで綺麗に拭われました。清浄にされた女性患者さんの外陰部が、これから診察されます。ドクターは、ゴム手袋を、パチッと外して、ペールへ捨てます。看護師さんが、交換用のゴム手袋を嵌めやすいように、口を拡げ差し出します。ドクターは、指先から挿し込んで、パチッ、パチッと音を立てて、指先までピッチリと嵌めます。 「それでは、触診しますね~。」 ドクターがスツールをキュルキュルと音を立て前に進み、女性患者さんの陰部へ顔を近づけ、診察を始めます。内診台の上の女性患者さんは、ドクターの指先が性器へ触れると、ビクンと体を震わせました。内診ブースの天井には、監視カメラがあり、センサーで自動的に作動して、その一部始終が、録画されています。

「どれどれ?拝見しますよ~。」 と、ドクターは両手の指先を、女性患者さんの性器の両側に置いて、左右に陰唇を開きます。小陰唇がパクリと口を開け、ピンクの粘膜が見えました。上から陰核、尿道口、膣口が曝け出されます。粘液でしっとり濡れて、ヌラヌラと光っています。ドクターは、グイグイと上下左右に指先を動かし、小陰唇内を覗き込みます。性器は引っ張られ、陰核が覗いたり、尿道口が口を開けたり、膣口が開いたりします。「ふ~む、ふむふむ。あー、成程。」と、小声で呟き乍ら視診を行います。

未婚女性の外性器
ドクターは、上から陰毛の具合を診て、陰核の大きさと形状を調べ、膣口の様子も調べています。指先で、陰核包皮を捲って、陰核を触診します。更に尿道口の位置を確認します。膣口を拡げてみて、処女膜の有無を確認します。肛門は最後に診ますが、触れたら、ゴム手袋は交換します。女性患者さんの右横のモニターには、この画面が映し出され、触診の様子が見えています。ドクターは、「膣口を調べますよ~。」等と、声を掛け乍ら触診しています。内診台の上の女性患者さんは、聞こえているのか、いないのか、聴いているのか、いないのか、たまに小さく返事をします。