初めての婦人科受診で、膣鏡検査をされ、大変でしょうが、引き続き、膣内診が行われます。指を二本、膣内へ入れて、膣内、子宮頚部等を触診して、更に他方の手指等と子宮、卵巣等を挟み込み、触診します。この時、少々痛みを伴います。
ドクターが、患者さんに、膣へ指を入れる旨を告げたら、早速、始まりました。指は、膣内を弄り、下腹も押されます。不快感に、女性は呻きます。指は膣内で、グルリと回されたり、下腹部の掌と連携して、グリグリと動かされます。粘液が膣から溢れ出て、肛門へと垂れ落ちています。
膣内診
女性は、横のモニター画面を見ながら、内診を受けます。圧痛に呻くと、自分の踵がブラブラと揺れているのが見えます。ドクターは、くわしく膣内診を行いながら、女性に説明をします。暫く内診は続けられ、漸く終わります。
今度は、直腸診が行われます。ドクターは、やはり楽にして、お尻の穴の力を抜くように言います。直ぐに、ヌルッとドクターの指が、女性のお尻の穴に挿し込まれました。更に奥迄挿し込まれ、同じように直腸内を内診されます。
直腸診
膣内診とは違う違和感を感じて、女性は体を強張らせます。肛門括約筋が、強く収縮しています。異物として感じられるドクターの指は、太くて冷たく、遠慮無く直腸内を蠢きます。指は、根元までしっかりと肛門内へ挿し込まれます。最後に、肛門括約筋をクルリと調べて、お終いになりました。指が抜かれると、肛門がキュッと締まり、暫くヒクヒクと動いていました。