内科の診察から
- 2021/02/17
- 12:07

此方の診察椅子にて、患者さんは内科の診察を受けます。検査衣に着替えると、ステップを上がり、腰掛けます。看護師さんが、患者さんの指へパルスオキシメーターを嵌めて、血液中の酸素濃度を測ります。異常が無ければ、血圧を測ります。二の腕にカフを巻き、ボタンを押すと、自動で計測します。やや高めに出ますが、問題無ければ、看護師さんは、患者さんの胸をはだけます。次に、ドクターが聴診器を当てて、心音や気道音等を聴きます。首や顎下へ手を当て、触診を行います。

診察椅子の背凭れが、リクライニングされると、フラットになり診察ベッドとなります。必要な場合には、乳房触診が行われます。腹部に聴診器が当てられ、胃腸の音も聴かれます。腹部触診も行われます。横臥位になると、直腸温が測られます。必要な場合は、更に四つん這いにされ、肛門が診察されます。直腸診を行う場合もあります。著しい便秘の場合は、浣腸処置されます。大腸洗浄される場合もあります。ドクターは、手袋を交換しながら、各診察を行います。電子カルテへ、順次結果を入力して行きます。看護師さんは、介助して、診察を円滑にします。今回の患者さんは、特に大きな問題も無く、一通りの内科検査が行われました。聴診も異常無く、触診もシコリ等は有りませんでした。乳房診も異常無し、直腸内も綺麗で、直腸温は37.1℃でした。従って、浣腸処置も為されませんでした。ただ、問診により、生理不順等の婦人科系の問題が有りそうでした。