搾乳カップ (官能小説シリーズ 隔離施設患者)
- 2020/10/12
- 00:26
検査官は、続けます。「つまり、今回、病原体への感染検査と同時に、”少子高齢化防止法案”の対策が、行われると言う事です。貴女は、適合しているので、対象者となります。」
「はあ?何でしょうかそれは?」と、女性は訊き返します。
「昨年の国会で、成立した法案です。告示があり、その後、先月施行となりました。それでも、段階的に実施されるので、対象者は未だ少数となります。」と、検査官が答えます。
何の事だかさっぱり分からない女性は、「...」 言葉が出ません。

検査官は、今度は何か分からない器具を手にします。
「貴女の個人情報は、全て国が管理しています。そして、今回、国が提供したアプリ "cocoda" に拠って、貴女が感染者への濃厚接触者である事が判明しました。なので、隔離される訳です。と同時に、貴女は少子高齢化防止法案の該当者であり、この機会にその措置が取られる事となりました。先程サインして頂いた承諾事項に明記されております。」と、検査官は女性へ、理解不能な説明をします。

「では、このカップを装着します。そのまま動かないように。」 と、検査官は、何か器具の様な物を、女性の乳房へパカンと嵌めます。冷たい器具が、女性の乳房へ吸い付きます。 女性は、「あっ?!」とばかりに、俯きます。「これは、何ですか?何なんですか?!」 と尋ねます。
「ですからね、妊娠した場合の母乳の検査ですよ。先程、ホルモン注射してありますから、もう時間がある程度経っていますから、搾乳してみましょう。いいですか、ちょっと痛いかも知れませんよ。」と、検査官が言います。

「えっ、妊娠って?」と、女性が訊き返します。検査官は、ポンプを吸引します。
「あっ、痛いっ!」女性の乳首が、吸引器のカップに吸い込まれます。
検査官は、ポンプを動かし女性の搾乳を始めました。
「嗚呼、痛い痛い!!」と、女性は声を発します。それに構わず、検査官は搾乳します。乳首は、カップの中で膨らんで、ピンクから紅色へと変わります。 女性は、痛みにプルプルと震えながら堪えています。
「はい、もうちょっと辛抱しましょう。様子を見ますね。貴女が、法律の措置対象者なので、妊娠して子供を儲けられるか、検査します。乳房の機能検査を行い、婦人科の検査も行います。これは、法律に則って行われます。」と検査官は言います。

「えっ、何ですかそれは?そんな事、知りませんよ。どうして、私がこんな事をされるのですか?病原体に感染しているかどうかだけの検査じゃ無いんですか?」と女性は震えながら言い返します。
検査官は、答えます。「ですから、貴女は法律の措置対象者なんです。これは、マイナンバー制度により、国がすべて個人情報を管理しているんです。少子高齢化対策の一環として、人口を増やすべく、国が推し進める政策です。検査が終わったら、貴女のサインした書類に、もう一度目を通しておいて下さい。そうすれば、よくお分かりになると思いますよ。あ、母乳が出て来ましたね。結構ですねえ。はい、サンプルを採取して、検査へ回しますからね~。」
検査官が、コックを捻ると、ポンッと搾乳カップの真空が破れカップは外れました。検査官は、小さなスポイドで吸い取り、マイクロチューブへ入れます。
女性は、今自分が置かれている立場が、非常にまずい事になっているらしいと思い始めました。これから、一体どうなるのか、不安が頭を過(よぎ)ります。
「はあ?何でしょうかそれは?」と、女性は訊き返します。
「昨年の国会で、成立した法案です。告示があり、その後、先月施行となりました。それでも、段階的に実施されるので、対象者は未だ少数となります。」と、検査官が答えます。
何の事だかさっぱり分からない女性は、「...」 言葉が出ません。

検査官は、今度は何か分からない器具を手にします。
「貴女の個人情報は、全て国が管理しています。そして、今回、国が提供したアプリ "cocoda" に拠って、貴女が感染者への濃厚接触者である事が判明しました。なので、隔離される訳です。と同時に、貴女は少子高齢化防止法案の該当者であり、この機会にその措置が取られる事となりました。先程サインして頂いた承諾事項に明記されております。」と、検査官は女性へ、理解不能な説明をします。

「では、このカップを装着します。そのまま動かないように。」 と、検査官は、何か器具の様な物を、女性の乳房へパカンと嵌めます。冷たい器具が、女性の乳房へ吸い付きます。 女性は、「あっ?!」とばかりに、俯きます。「これは、何ですか?何なんですか?!」 と尋ねます。
「ですからね、妊娠した場合の母乳の検査ですよ。先程、ホルモン注射してありますから、もう時間がある程度経っていますから、搾乳してみましょう。いいですか、ちょっと痛いかも知れませんよ。」と、検査官が言います。

「えっ、妊娠って?」と、女性が訊き返します。検査官は、ポンプを吸引します。
「あっ、痛いっ!」女性の乳首が、吸引器のカップに吸い込まれます。
検査官は、ポンプを動かし女性の搾乳を始めました。
「嗚呼、痛い痛い!!」と、女性は声を発します。それに構わず、検査官は搾乳します。乳首は、カップの中で膨らんで、ピンクから紅色へと変わります。 女性は、痛みにプルプルと震えながら堪えています。
「はい、もうちょっと辛抱しましょう。様子を見ますね。貴女が、法律の措置対象者なので、妊娠して子供を儲けられるか、検査します。乳房の機能検査を行い、婦人科の検査も行います。これは、法律に則って行われます。」と検査官は言います。

「えっ、何ですかそれは?そんな事、知りませんよ。どうして、私がこんな事をされるのですか?病原体に感染しているかどうかだけの検査じゃ無いんですか?」と女性は震えながら言い返します。
検査官は、答えます。「ですから、貴女は法律の措置対象者なんです。これは、マイナンバー制度により、国がすべて個人情報を管理しているんです。少子高齢化対策の一環として、人口を増やすべく、国が推し進める政策です。検査が終わったら、貴女のサインした書類に、もう一度目を通しておいて下さい。そうすれば、よくお分かりになると思いますよ。あ、母乳が出て来ましたね。結構ですねえ。はい、サンプルを採取して、検査へ回しますからね~。」
検査官が、コックを捻ると、ポンッと搾乳カップの真空が破れカップは外れました。検査官は、小さなスポイドで吸い取り、マイクロチューブへ入れます。
女性は、今自分が置かれている立場が、非常にまずい事になっているらしいと思い始めました。これから、一体どうなるのか、不安が頭を過(よぎ)ります。