隔離施設への受け入れ検査 (官能小説シリーズ)
- 2020/09/19
- 18:25
隔離施設へ、罹患患者を収容するにあたっては、検査官が、決められた項目を、手順に従って、順に進めて行きます。既に、病原体に感染した場合に、発症する症状等が分かっており、それを確認して行きます。検体も採取して、検査機関へ送られます。検査官が、感染しないように、十分な注意が払われます。
思いがけず、収容される女性は、検査着に着替えさせられて、隔離施設として借り上げられたホテルの一室へ、案内されました。出来る限りの説明はしたものの、検査官へは受け入れられず、検査を受けるしかなくなりました。病原体へ感染していない事が、検査で分かれば、開放されるので、暫くの間、辛抱するしかないのかと、自分を納得させます。何故、突然こんな目に遭わされるのか、思い当たる節はありません。世の中の人達が、病原体の恐怖に怯えて、手当たり次第に、通報や密告のような事をしているのかと、憤慨すら感じます。女性は、この収容が、誤りだと認められれば、訴えようかと考えています。時間を拘束され、本来仕事をして得られる収入が得られません。絶対、補償をして貰おうと心に誓います。
沸々と込上げて来る怒りを感じていると、防護具を身に纏った検査官が、検査を始める旨を伝えます。
「では、検査を開始します。これは、国の規則に従って行われます。社会の為に、疫病の防止を目的としております。どうぞ、ご理解下さい。」
検査官は、そう言うと女性の前に跪きました。
「では、こちら正面を向いて下さい。少し上を向きましょう。」手で俯いた顔を、引き揚げます。

検査官は、掌を使い、首等を触れてにリンパ腺の腫れ等が無いか、触診します。顎下へ触れ、更に首全体、付け根等を触診します。更に、ペンライトで照らして、目や皮膚を視診します。 女性は、その検査官の冷たいゴム手袋で、顔や顎、首周り等をペタペタと触れられて、非常に不快な表情をします。 検査官は、執拗に首周りを撫で回します。「ふうむ...」 と、呟きます。それが終わると、カチャリと横のトレーから、金属製の検査器具を手にしました。 「鼻を診ますから、もうちょっと上を向いて下さい。」と、女性の顎に手を遣り、上を向かせます。鼻孔に、ペンライトの光を当てました。

女性が、上を向くと眩しい光が顔を照らします。次に冷たい物が、鼻の穴に入って来ました。検査官の顔が、目の前に迫ります。ゴーグルの奥に、不気味な目が、此方を覗き込んでいます。 更に、鼻の穴がグイッと拡げられるのを感じます。顔が更に迫り、鼻の穴の奥を、覗き込まれます。鼻鏡が女性の鼻孔を大きく開き、奥の鼻腔粘膜が、ライトによって、紅く照らし出されます。冷たい鼻鏡は、ググっと動かされ、詳しく検査されています。

鼻の穴は、左右共、鼻鏡が挿し込まれ、検査官が詳しく鼻腔内を、調べます。執拗に鼻腔内が、覗き込まれ調べられます。病原体に感染した場合に、発熱があり、鼻が詰まり、鼻水が出ます。鼻腔の検査は、大変重要な検査なので、検査官は慎重に調べます。

一頻り検査が行われ、検査官は頷いて、「うん、結構でしょう。」 と呟き、手にした鼻鏡を、トレーへガチャッと置きます。
思いがけず、収容される女性は、検査着に着替えさせられて、隔離施設として借り上げられたホテルの一室へ、案内されました。出来る限りの説明はしたものの、検査官へは受け入れられず、検査を受けるしかなくなりました。病原体へ感染していない事が、検査で分かれば、開放されるので、暫くの間、辛抱するしかないのかと、自分を納得させます。何故、突然こんな目に遭わされるのか、思い当たる節はありません。世の中の人達が、病原体の恐怖に怯えて、手当たり次第に、通報や密告のような事をしているのかと、憤慨すら感じます。女性は、この収容が、誤りだと認められれば、訴えようかと考えています。時間を拘束され、本来仕事をして得られる収入が得られません。絶対、補償をして貰おうと心に誓います。
沸々と込上げて来る怒りを感じていると、防護具を身に纏った検査官が、検査を始める旨を伝えます。
「では、検査を開始します。これは、国の規則に従って行われます。社会の為に、疫病の防止を目的としております。どうぞ、ご理解下さい。」
検査官は、そう言うと女性の前に跪きました。
「では、こちら正面を向いて下さい。少し上を向きましょう。」手で俯いた顔を、引き揚げます。

検査官は、掌を使い、首等を触れてにリンパ腺の腫れ等が無いか、触診します。顎下へ触れ、更に首全体、付け根等を触診します。更に、ペンライトで照らして、目や皮膚を視診します。 女性は、その検査官の冷たいゴム手袋で、顔や顎、首周り等をペタペタと触れられて、非常に不快な表情をします。 検査官は、執拗に首周りを撫で回します。「ふうむ...」 と、呟きます。それが終わると、カチャリと横のトレーから、金属製の検査器具を手にしました。 「鼻を診ますから、もうちょっと上を向いて下さい。」と、女性の顎に手を遣り、上を向かせます。鼻孔に、ペンライトの光を当てました。

女性が、上を向くと眩しい光が顔を照らします。次に冷たい物が、鼻の穴に入って来ました。検査官の顔が、目の前に迫ります。ゴーグルの奥に、不気味な目が、此方を覗き込んでいます。 更に、鼻の穴がグイッと拡げられるのを感じます。顔が更に迫り、鼻の穴の奥を、覗き込まれます。鼻鏡が女性の鼻孔を大きく開き、奥の鼻腔粘膜が、ライトによって、紅く照らし出されます。冷たい鼻鏡は、ググっと動かされ、詳しく検査されています。

鼻の穴は、左右共、鼻鏡が挿し込まれ、検査官が詳しく鼻腔内を、調べます。執拗に鼻腔内が、覗き込まれ調べられます。病原体に感染した場合に、発熱があり、鼻が詰まり、鼻水が出ます。鼻腔の検査は、大変重要な検査なので、検査官は慎重に調べます。

一頻り検査が行われ、検査官は頷いて、「うん、結構でしょう。」 と呟き、手にした鼻鏡を、トレーへガチャッと置きます。