隔離施設
- 2020/04/05
- 17:00

ペスト・ドクターは、ライトを引き寄せ、女性患者の陰部を照らします。
いつの間にか、他のペスト・ドクターが数人集まって来ました。何故か、いつも女性の隔離患者が来ると、複数人の出入りがあるのです。不気味なペストマスクが、女性患者の股間を覗き込みます。ペスト・ドクターは、診察台の前で、スツールへ腰掛け、女性患者の陰部を診察します。先ず、陰毛の下の大陰唇を指で左右に開き、大雑把に視診を行います。後ろから、他のペスト・ドクターのペスト・マスクが、覗き込みます。女性患者は、堪らず手で自分の股間を覆い隠します。ペスト・ドクターの一人が、その腕を掴んで退かせ、脇へ押さえ着けます。女性患者は、両脚を閉じようともがきますが、ベルトで締め上げられた膝は、ギシギシと支持器を軋ませるだけです。女性患者の肛門が、ヒクヒクと窄みます。
新型疫病へ罹患(りかん)した者には、世間の目が厳しく向けられ、強制的に隔離施設へ収容されています。その収容された施設内での扱いについては、世間では関心が無く、例え、若い未婚女性への、婦人科検査でも、容認される事項になってしまっているのです。得体の知れぬペスト・ドクター達に、取り囲まれながら、婦人科の検査を受けさせられる女性新型疫病罹患者には、泣きながら、検査を受ける処女の女性もいるのです。
ペスト・ドクターは、女性患者の陰毛の濃さを調べます。更に、ゴム手袋を嵌めた指先で、外陰部の触診を行います。先ずは、陰核の触診です。左手の人指し指で、性器を上へ引っ張り上げ、陰核包皮を捲り上げます。女性患者は、声を上げて、嫌がりますが、ペスト・ドクターは、一向に気にする事も無く、検査を続けます。露出した陰核の大きさを、ノギスで縦横と計測します。小陰唇の長さや、幅等も計測します。指先で、小陰唇の襞をなぞり、詳しく触診します。指をVの字にして、小陰唇を開き、尿道口、膣口を調べて行きます。
ペスト・ドクターは、ピンセットに茶色の臭う液を滲み込ませた脱脂綿を挟(はさ)み、尿道口周りを丁寧に拭いて、消毒します。カテーテルのパッケージを破りピンセットで取り出すと、滅菌ジェリーを塗ります。ペスト・ドクターは、指先で小陰唇を開き、尿道口を露出させると、そっとカテーテルの先端を、尿道口へ滑り込ませました。スルリと上手くカテーテルの先端が潜り込むと、ピンセットでゆっくり尿道へと送り込みます。スルスルスルっと、カテーテルは尿道内へ入って行きます。5、6㎝程も挿入されると、尿がカテーテルの端から勢いよく噴き出します。ペスト・ドクターは、直ぐに尿カップで受けます。音を立てて、黄色い尿が泡立ち溜まって行きます。尿カップは温められ、周囲に尿の臭いが漂います。やがて、勢いの良かった尿は、次第に緩やかなカーブとなり、尿カップへ落下して行きます。最後は、ポトポトと、カテーテルから尿が滴下して、最後に止まりました。ペスト・ドクターは、女性患者の下腹部を掌で押さえて、膀胱(ぼうこう)を空にします。尿が、膀胱から搾りだされました。ペスト・ドクターは、カテーテルをスルスルっと尿道から抜き去ります。尿カップのメモリを見て、容量を記録し、ボトルへ詰め替え、検査へ出す篭へ置きます。ペスト・ドクターは、尿検査用に、女性患者の膀胱から、直接採尿したのです。
女性患者の膀胱から、カテーテルで直接採尿を終えたペスト・ドクターは、次に膣口を、指先を使い念入りに触診します。ペスト・ドクターは、膣口を調べてから、小陰唇を開きながら、人差し指と中指の二本を、女性患者の膣へズボ~ッと一気に挿し込みました。女性患者は、仰け反り声を上げます。ペスト・ドクターは、指の付け根迄、すっぽりと膣へ挿し込んでいます。膣内診が行われるのです。流石に、処女であった場合は、行わない事になっているのです。
ペスト・ドクターは、他方の手を女性患者の下腹部へ遣り、グイグイと押さえながら、膣内診が行われます。内診は、暫く行われましたが、やがてペスト・ドクターは、指を抜きます。そして、横のカートから、パッケージを取ります。パッケージをビリビリと破いて、中の検査器具を取り出しました。
ペリカンの嘴のような、プラスチック製の検査器具を手にして、ペスト・ドクターは、又、女性患者の股間の前のスツールへ腰掛けました。左手指で、女性患者の小陰唇を開き、その器具を膣口へ押し当てます。そして、一気に膣内へと挿し込みました。嘴(くちばし)のような透き通った器具は、膣壁を押しのけ、奥へと入り込みました。ライトに照らし出されて、膣壁がピンクに覗いています。ペスト・ドクターは、ニュルニュルとその器具を膣内で、動かしハンドルを握ると、嘴の先が大きく開き、パックリと口を開けました。そこには、丁度女性患者の子宮頚部(しきゅうけいぶ)と、子宮口が覗けて見えました。ペスト・ドクターは、器具の摘みをカラカラと回して嘴を固定すると、内部を覗き込み、詳しく観察します。やがてドクターは、スツールをカラカラと後ろへ動かし、横のカートへ向きを変えて、細い棒を取り出します。
女性患者の股間の前が空くと、大股開きにされた女性患者の股間が見えます。膣は、器具で大きく開かれ、ポッカリと穴が開いて、奥が丸見えにされています。他のペスト・ドクターが、代わる代わる覗きに来ます。
ペスト・ドクターは、細い棒を、女性患者の器具でポッカリと開かれた膣の奥へ挿し込みます。細い棒は、先端に小さなブラシが付いていて、それをグルグル回します。ペスト・ドクターは、棒を抜くと、横のカートへ向き直し、それを、小さな瓶へ浸けて、蓋をしました。そして、女性患者の膣へ挿し込んでいた嘴を抜きました。
女性患者の膣は、ゆっくりと閉じ、ヌルヌルした液が肛門へと垂れます。
ペスト・ドクターは、嘴を盆の上にポンと置いて、今度は、小さな金具を手にします。それには、やはり小さな札が付いています。札には、番号が刻印されています。ペスト・ドクターは、再び女性患者の股へ向き直し、指先で陰核包皮を剥き、クリトリスを露出させます。そして、小さな金具をカチッと嵌めました。クリトリスクリップ金具は、包皮に包まれ、クリトリスに上手く嵌りました。金具は陰核包皮にピタリと嵌り、そこから小さな札がぶら下がりました。婦人科の検査済みの印の為に、装着されるのです。ペスト・ドクターは、PCの前に行き、データ入力を行います。クリトリスクリップを嵌(は)められた女性患者は、何かを訴えますが、無駄な事です。クリトリス・クリップは、自分では外せない構造になっています。これは、不要な性交を防ぐ目的もあるのです。ピタリと嵌ったクリトリス・クリップは、クリトリスが勃起すると、痛みが走ります。更にプレートが邪魔をして、性交が出来ません。
ペスト・ドクターは、女性患者の方へ戻り、脚のベルトを外し、両脚を下ろしました。女性患者を、起き上がらせ、検査台から降ろします。ペスト・ドクターは、女性患者の手を、後ろに組ませます。そして、手錠を掛けました。首にロープを巻き、そこから下へ回し、手錠へ括り付けます。更に端を下へ垂らせました。ペスト・ドクターは、今度はフックのような金具を手にします。女性患者のお尻を覗き込み、フックの先の丸い部分を、女性患者の肛門へ押し当てます。ペスト・ドクターが、その金具をグイと押すと、フックの先の丸い部分が、肛門の中へズボッっと入ってしまいました。ペスト・ドクターは、更にフックを肛門へ押し込みます。金具は肛門に呑み込まれます。ペスト・ドクターは、手早くそのフックの金具の端のリングに、ロープを巻き付けます。ペスト・ドクターが、ロープを引っ張ると、金具が肛門へ深く喰い込み、女性患者は堪らず上体を上げます。ペスト・ドクターが、ロープを引く度に、フックが肛門奥深く食い込み、女性患者は悲鳴を上げます。
新型疫病へ罹患した女性は、全裸にされ、頭から頭巾を被され、首から番号札を掛けられ、更に後ろ手に手錠をかけられ、アナルフックを嵌められます。ロープで固定されたアナルフックは、歩く度に直腸内へ食い込み、容易に歩く事を困難にします。隔離施設から逃亡するの防ぐ為、女性罹患者へ装着されます。女性患者は、体にガウンを掛けられ、ペスト・ドクターに連れられて、廊下を歩いて行きます。そして、広い部屋に並んだベッドの一つへ連れて行かれました。アナルフックは、排泄時だけ、外す事が許されます。病床ベッドの係官は、首に掛けられた番号札を確認し、罹患者を管理します。更に受け入れにあたっては、婦人科系の検査済みかどうか、股を開いて、クリトリスに嵌めた番号札があるのを確認します。
女性患者は、ベッドの前に立たされ、脚を左右に開くように言われます。係官が、女性患者の股間を覗き込むと、陰毛の下の割れ目から、小さなプレートが、ブラブラとぶら下がっていました。係官は、プレートに手を遣り、番号を読み取ります。これで、ペスト・ドクターから、女性罹患者を引き継ぐのでした。