ペスト・ドクター
- 2020/03/27
- 00:49
官能小説 ペスト・ドクター
***********

世界に疫病が流行、首都圏にも疫病が蔓延して、街角から人の姿が消えてしまった。次々と人々が流行病に感染して、重篤となり亡くなる者が増えて来た。烏が空を舞い、煩く鳴いている。街の酒場から人影が見えなくなり、疫病を恐れて、人々は家に閉じこもってしまった。そんな中、ペスト・マスクを被った医者が、家々を訪れ、治療を行ったり、死者を引き取っている。
ペスト・マスクは、特殊な素材と構造になっていて、病原菌やウイルス等を、防ぐ効果が有ると言われている。彼らは、決してマスクを外す事は無く、彼らの顔を見た者はおらず、実は正体不明の者達だと恐れられている。だが、人々は最早彼らを頼るしか術(すべ) は無く、訪問を拒む者はいない。縋(すが)るしかないのだ。
今日も一人、また一人と、亡くなる者が増えて来て、ペスト・ドクターは、忙しく家々を訪れ、亡骸を引き取って行く。病に苦しむ者へは、特殊な薬を処方して治療をして行く。しかし、その治療も効果が左程無い様で、死者は一向に減らない。
都の役人達は、疫病に掛かった者を、隔離して死者を減らそうと、ペスト・ドクターに頼んで、罹患した者達を、収容所へ集めさせる事になった。収容所は、何か所かが検討され、指定された。だが、それも溢れ、遂に一定の条件が適っている場所なら、認められる事となった。
さて、ここは都心のある一つの指定隔離施設に認定された施設である。都の役所から依頼されて、正式に新型疫病の罹患患者を受け入れる事が出来る。今日も、罹患した者が送り込まれて来る。
その実態は、小さなクリニックなどが、一番多いのであるが、詳細は不明でキチンとは、把握されていない。一定の条件をクリアさえしておれば、緊急事態の今は、厳密な審査など行われてずに、事実上、申請すれば、すんなりと認定を受けられて、届け出制みたいになってしまっているのだ。都のお役所は、オンライン受付を行い、手続き上に、不備が無ければ、どこでも即時に隔離施設に認定されるのだ。
ペスト・ドクター達は、都からの依頼を受けて、各家庭等を周り、感染者を引き取る。今日も幾人かを収容する。此方の隔離施設へも、一人の若い女性が割り当てられ、送り込まれて来た。これからこの指定隔離施設に収容する為に、受け入れ検査が行われる。この女性は、発熱の兆候と咳が有り、新型疫病の症状が見られる。ペスト・ドクターは、新罹患者へ番号札を掛け、管理する事になっている。
嫌がる女性罹患者は、ペスト・ドクター達に、両腕を掴まれて、この施設へ収容されて来た。そして、今、この部屋へ放り込まれた。未だうら若き女性は、スラリとした均整の取れた体つきで、色白の美人である。だが、ペスト・ドクターは、そんな事に興味は無く、只管感染拡大防止の為の措置を講じるだけである。ひとたび、新型の疫病に罹患した者は、社会の厄介者として扱いを受けるだけである。咳をするその女性には、飛沫感染防止の為に、頭から袋を被せられた。目の辺りには、穴が開けられている。既に、都の街にはマスクすら手に入らなくなっているからだ。
ペスト・ドクターは、この患者の為に、治療を行わねばならない。先ずその為に、身体検査を行い、基本的なデータを取る。これは、後で集計され、疫学調査用のデータになる。データは、オンラインPCにより、クラウド集計される。数値と画像を報告しなければならない。必要に応じて、動画も撮影される事になっている。勿論、下気道、上気道からの拭い液採取も行われる。血液、尿採取もある。
ペスト・ドクターは、ウイルスへの被曝が有る為、ペスト・マスクを被ったまま、手袋、ガウン、靴カバーを着用している。着の身着のまま連れて来られた女性罹患者は、この検査室で、検査を受けさせられる。先ず、ペスト・ドクターによる聞き取り調査が始められる。ペスト・ドクターは、との役所から指定された調査票を用いて、質問を始めた。
女性患者は、行動履歴を尋ねられる。海外渡航歴の有無、濃厚接触者に海外渡航歴のある者がいないか、医療機関へ掛かったか、人が集まる場所へ行ったか、公共交通機関の利用、学校、業務への履歴等々、詳細に訊き出される。小一時間も掛けて、聞き取り調査が終わると、次は、具体的に身体検査等が行われる。
ペスト・ドクターは、女性患者の身体を記録する為、衣服を取るように指示した。嫌がる女性患者に、強引に着衣を脱がせた。女性患者も、自分の立場を知っているので、従わざるを得ないのだ。誰も助けに来てくれなどしない。ペスト・ドクターは、女性患者を全裸にさせると、写真撮影の為、白いボードの前に立たせた。被せた有った頭巾を取り、首から番号札を掛ける。白い女性の裸体は、乳房が露わになり、下腹部には、薄めの陰毛が見えていらう。女性患者は、恥ずかしそうに、乳房と陰部を手で隠している。
ペスト・ドクターは、女性患者に、両手を挙げるように指示する。従わない女性患者の腕を掴み、両手を万歳の形にした。ツンと突き出した乳房がプルンと揺れる。更に、女性患者に両脚を少し開いて立つようにさせた。陰毛の下に、僅かに割れ目が覗いている。正面を向かせ、背筋を伸ばさせると、ペスト・ドクターは、カメラのシャッターを押した。画像を確認すると、女性患者に、今度は横を向かせる。ペスト・ドクターは、再びシャッターを切る。更に後ろ向きに立たせる。そして、シャッターを切る。更に、回転させて反対側の側面から撮る。ペスト・ドクターは、画像を確認すると、女性患者の手を下げて、身体の各部の計測を始めた。バストのサイズ、ウエスト、ヒップ、股下の長さ等を計測して記録する。それらが終わると、漸くペスト・ドクターは、女性患者に頭巾を被せた。
ペスト・ドクターは、聴診器を掛けると、全裸で立つ女性患者へ、聴診を始めた。気道の音、肺、心音、腸の音等を、詳しく聴く。クルリと後ろを向かせ、背中からも詳しく聴診を行っている。
再び正面へ向かせ、ペスト・ドクターは、トントンと指先を使い、打診を行う。そして、内科の触診をグイグイとお腹を押して行う。更に後ろを向かせ、背中側からも同様に行う。
更に乳房へも、触診を行う。右手を挙げさせると、腋の下から順番に乳房へと触診する。嫌がる女性患者の腕を掴み、強引に乳房触診は行われる。乳首を摘み、右側の乳房触診が終わると、反対側も同様に、進められて行く。
女性患者は、椅子に掛けさせられる。再び頭巾が取られた。女性患者は、頭を後ろの枕へ押し付けられる。ペスト・ドクターは、ライトを椅子の後ろへセットした。
ペスト・ドクターは、頭に額帯鏡を着け、耳鏡を手にすると、女性患者の耳孔へ挿し込んだ。ペスト・ドクターは、器用に顔を横へ向け、そのペストマスクを横へ振って、丸いメガネ越しに、女性患者の耳の穴を横目で覗き込み検査している。一頻り検査をすると、反対側も同様に検査する。問題は無かったようで、PCへ結果を入力している。
入力が終わると、カートの上のトレーから、今度は鼻鏡を手にした。ペスト・ドクターは、グイと女性患者のおでこを押して、上を向かせた。そして、鼻先をグイと上げてから、鼻鏡を女性患者の鼻孔へズボッと突っ込む。額帯鏡の光を、鼻腔へと集め、又器用に顔を斜めに向けて、ペストマスクの嘴を、振って、丸いメガネ越しに横目で中を覗き込んだ。女性患者は、鼻炎の症状があり、鼻水が垂れ出て来る。暫く鼻腔内を覗き込んでいたペスト・ドクターは、綿棒を手にして、女性患者の鼻鏡で大きく開かれた鼻孔へと奥深く挿し込み、鼻水で濡れた鼻腔内粘膜を採取した。
反対側も同じように、採取される。
ペスト・ドクターは、女性患者の顎を掴むと、グイと下げて、口を開かせます。デンタルミラーを女性患者の口の中へ突っ込み、更に指先を唇へ引っ掛けて、齲歯(うし)の検査を始めた。デンタルミラーは、ガチャガチと音を立てて、女性患者の口中を動き回る。時々手を止めて、PCへデータ入力を行って行く。大きく口を開かれた女性患者は、涎(よだれ)を垂らしながら検査を受けている。
ガーゼで舌を挟まれ、引っ張り出されて調べられます。
ペスト・ドクターは、PCへ検査結果を入力しました。次にペスト・ドクターは、診察台へ女性患者を載せます。診察台の上で、跪(ひざまづ)かせると、そのまま前へ手を着かせます。お尻を上げさせて四つん這いにさせました。嫌がる女性患者の膝を開かせます。背中を押さえられ、お尻が突き出されます。
診察ベッドの上で、四つん這いにさせられて、白いお尻だけが、ツンと高くそびえます。脚にはブランケットが掛けられ、ライトが当てられると、一層白いお尻が光ります。
ペスト・ドクターは、手袋を嵌めた手で、女性患者のお尻の割れ目を開き、肛門を調べます。指先で割れ目を開くと、その菊の形をした蕾(つぼみ)がプクリと飛び出しました。ヒクヒクと蕾は窄(すぼ)んだり、膨らんだりしています。周りには、薄く陰毛が生えて取り囲んでいます。ペスト・ドクターは、指先でその蕾(つぼみ)を押して、肛門の触診を行います。ペスト・ドクターが、指で蕾を押すと、蕾は窄(すぼ)み反応します。ペスト・ドクターは、まるで玩(もてあそ)ぶかのように、女性患者の肛門を、ツンツンと押して調べます。
一頻(ひとしきり)り肛門の触診を行ったペスト・ドクターは、体温計を手にします。ボタンをピッと押して、電源を入れます。デジタル表示が点滅して、測定可能のサインが出ます。ペスト・ドクターは、先端にゼリーを塗ると、女性患者の肛門へ、スルリと潜(もぐ)り込ませました。直腸温度計は、ヌル-ッと云った感じで、容易に直腸の奥へと挿し込まれて行きました。これから直腸温が測定されます。女性患者は、何かをされたのを感じ、お尻を振って嫌がりますが、ペスト・ドクターは、しっかりとお尻を押さえます。女性患者は、お尻に体温計を突き挿されて暫くそのままで、動けません。やがて、アラームが鳴ると、ペスト・ドクターは、直腸温度計を肛門からスポッと抜き去ります。又、PCへ結果を入力します。再びペスト・ドクターは、女性患者の肛門を覗き込みます。ペスト・ドクターが、ゼリーで濡れた肛門へ、指を押し当てると、女性患者の意思に反して、指はそのままヌルリと肛門へめり込んで、入ってしまいました。先程の触診と異なり、ゼリーで濡れた肛門は、ヌルヌルになっているので、お尻を締めても、指を拒む事は出来ません。女性患者は、突然の違和感に、お尻を引っ込めますが、ペスト・ドクターは、性患者が動けないように、押さえつけます。ペスト・ドクターは、嫌がる女性患者にお構いなしに指を奥深く、温かい直腸へと挿し込んで行きます。指の根元まで、挿し込むと、肛門括約筋が、付け根をギュ~ッと締め付けて来ます。ペスト・ドクターは、ニュルニュルと柔らかくて温かい感触の直腸内を、指先を動かして、直腸診を始めます。女性患者の直腸内を、指先で直接触れて、その感触で診察を行うのです。指先は直腸内で動かされ、更にクルリと回転もされます。女性患者は、違和感と鈍痛に呻き声を上げますが、ペスト・ドクターは、楽しむかのように、女性患者の温かい直腸内を、指をニュルニュルと動かしながら、直腸診を続けています。ライトに照らし出されて聳え立つ白いお尻に、ペスト・ドクターの指先が突きたてれられ、ニュルニュル、ヌポヌポと動かされ続けます。その女性患者の肛門の下の縦の割目の外性器は、心なしか、愛液で濡れて光っているようにも見えます。
最後に肛門括約筋が調べられ、指はスポンと引き抜かれました。赤く捲(めく)れ上がった肛門は、シュッと急速に窄みます。抜かれた指先には、僅かに便が混じって黄色くなったゼリーが、付着していました。ペスト・ドクターは、裏返しにゴム手袋を脱いで、トラッシュ・ビンに捨てます。
直腸診が終わると、またペスト・ドクターは、PCへ結果を入力します。
ペスト・ドクターは、女性患者を台から降ろし、隣の台へ移動します。頭に頭巾を被せられて、番号札を首からぶら下げられている女性患者は、足元がよく見えないらしく、ペスト・ドクターに腕を掴まれて歩きます。
違う台の前に来ると、ペスト・ドクターは、女性患者に踏み台を上がり、腰掛けるように言います。足元の覚束ない女性患者は、ペスト・ドクターに支えられて、誘導されるままに、台へ腰掛けました。その台には、緩い角度の背もたれがあり、女性患者は、ペスト・ドクターに押されて、後ろへ倒されます。同時に両脚を持ち上げられます。女性患者は、ごろんと後ろ向きに倒れて両脚を高く上げられました。ペスト・ドクターは、女性患者の両脚を大きく開きました。女性患者は、嫌がり両脚を閉じようとしますが、ペスト・ドクターは、強引に開かせ、ベルトで両脚を固定します。大股開きにされた女性患者は、陰部へ手を遣り隠します。ペスト・ドクターは、枕を女性患者の頭にあてがいます。何か注意をして、女性患者の両手を、お腹の上で組ませます。ペスト・ドクターは、カートを引き寄せ、検査器具の準備をします。
新型疫病(えきびょう)罹(り)患者へは、隔離施設の入所にあたり、各種の事前検査が実施されます。女性の場合は、婦人科系の検査が必須事項になっている為、全員に検査が行われます。処女であった場合でも、例外にはなりません。
ペスト・ドクターは、ライトを引き寄せ、女性患者の陰部を照らします。
いつの間にか、他のペスト・ドクターが数人集まって来ました。何故か、いつも女性の隔離患者が来ると、複数人の出入りがあるのです。不気味なペストマスクが、女性患者の股間を覗き込みます。ペスト・ドクターは、診察台の前で、スツールへ腰掛け、女性患者の陰部を診察します。先ず、陰毛の下の大陰唇を指で左右に開き、大雑把に視診を行います。後ろから、他のペスト・ドクターのペスト・マスクが、覗き込みます。女性患者は、堪らず手で自分の股間を覆い隠します。ペスト・ドクターの一人が、その腕を掴んで退かせ、脇へ押さえ着けます。女性患者は、両脚を閉じようともがきますが、ベルトで締め上げられた膝は、ギシギシと支持器を軋ませるだけです。女性患者の肛門が、ヒクヒクと窄みます。
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世界に疫病が流行、首都圏にも疫病が蔓延して、街角から人の姿が消えてしまった。次々と人々が流行病に感染して、重篤となり亡くなる者が増えて来た。烏が空を舞い、煩く鳴いている。街の酒場から人影が見えなくなり、疫病を恐れて、人々は家に閉じこもってしまった。そんな中、ペスト・マスクを被った医者が、家々を訪れ、治療を行ったり、死者を引き取っている。
ペスト・マスクは、特殊な素材と構造になっていて、病原菌やウイルス等を、防ぐ効果が有ると言われている。彼らは、決してマスクを外す事は無く、彼らの顔を見た者はおらず、実は正体不明の者達だと恐れられている。だが、人々は最早彼らを頼るしか術(すべ) は無く、訪問を拒む者はいない。縋(すが)るしかないのだ。
今日も一人、また一人と、亡くなる者が増えて来て、ペスト・ドクターは、忙しく家々を訪れ、亡骸を引き取って行く。病に苦しむ者へは、特殊な薬を処方して治療をして行く。しかし、その治療も効果が左程無い様で、死者は一向に減らない。
都の役人達は、疫病に掛かった者を、隔離して死者を減らそうと、ペスト・ドクターに頼んで、罹患した者達を、収容所へ集めさせる事になった。収容所は、何か所かが検討され、指定された。だが、それも溢れ、遂に一定の条件が適っている場所なら、認められる事となった。
さて、ここは都心のある一つの指定隔離施設に認定された施設である。都の役所から依頼されて、正式に新型疫病の罹患患者を受け入れる事が出来る。今日も、罹患した者が送り込まれて来る。
その実態は、小さなクリニックなどが、一番多いのであるが、詳細は不明でキチンとは、把握されていない。一定の条件をクリアさえしておれば、緊急事態の今は、厳密な審査など行われてずに、事実上、申請すれば、すんなりと認定を受けられて、届け出制みたいになってしまっているのだ。都のお役所は、オンライン受付を行い、手続き上に、不備が無ければ、どこでも即時に隔離施設に認定されるのだ。
ペスト・ドクター達は、都からの依頼を受けて、各家庭等を周り、感染者を引き取る。今日も幾人かを収容する。此方の隔離施設へも、一人の若い女性が割り当てられ、送り込まれて来た。これからこの指定隔離施設に収容する為に、受け入れ検査が行われる。この女性は、発熱の兆候と咳が有り、新型疫病の症状が見られる。ペスト・ドクターは、新罹患者へ番号札を掛け、管理する事になっている。
嫌がる女性罹患者は、ペスト・ドクター達に、両腕を掴まれて、この施設へ収容されて来た。そして、今、この部屋へ放り込まれた。未だうら若き女性は、スラリとした均整の取れた体つきで、色白の美人である。だが、ペスト・ドクターは、そんな事に興味は無く、只管感染拡大防止の為の措置を講じるだけである。ひとたび、新型の疫病に罹患した者は、社会の厄介者として扱いを受けるだけである。咳をするその女性には、飛沫感染防止の為に、頭から袋を被せられた。目の辺りには、穴が開けられている。既に、都の街にはマスクすら手に入らなくなっているからだ。
ペスト・ドクターは、この患者の為に、治療を行わねばならない。先ずその為に、身体検査を行い、基本的なデータを取る。これは、後で集計され、疫学調査用のデータになる。データは、オンラインPCにより、クラウド集計される。数値と画像を報告しなければならない。必要に応じて、動画も撮影される事になっている。勿論、下気道、上気道からの拭い液採取も行われる。血液、尿採取もある。
ペスト・ドクターは、ウイルスへの被曝が有る為、ペスト・マスクを被ったまま、手袋、ガウン、靴カバーを着用している。着の身着のまま連れて来られた女性罹患者は、この検査室で、検査を受けさせられる。先ず、ペスト・ドクターによる聞き取り調査が始められる。ペスト・ドクターは、との役所から指定された調査票を用いて、質問を始めた。
女性患者は、行動履歴を尋ねられる。海外渡航歴の有無、濃厚接触者に海外渡航歴のある者がいないか、医療機関へ掛かったか、人が集まる場所へ行ったか、公共交通機関の利用、学校、業務への履歴等々、詳細に訊き出される。小一時間も掛けて、聞き取り調査が終わると、次は、具体的に身体検査等が行われる。
ペスト・ドクターは、女性患者の身体を記録する為、衣服を取るように指示した。嫌がる女性患者に、強引に着衣を脱がせた。女性患者も、自分の立場を知っているので、従わざるを得ないのだ。誰も助けに来てくれなどしない。ペスト・ドクターは、女性患者を全裸にさせると、写真撮影の為、白いボードの前に立たせた。被せた有った頭巾を取り、首から番号札を掛ける。白い女性の裸体は、乳房が露わになり、下腹部には、薄めの陰毛が見えていらう。女性患者は、恥ずかしそうに、乳房と陰部を手で隠している。
ペスト・ドクターは、女性患者に、両手を挙げるように指示する。従わない女性患者の腕を掴み、両手を万歳の形にした。ツンと突き出した乳房がプルンと揺れる。更に、女性患者に両脚を少し開いて立つようにさせた。陰毛の下に、僅かに割れ目が覗いている。正面を向かせ、背筋を伸ばさせると、ペスト・ドクターは、カメラのシャッターを押した。画像を確認すると、女性患者に、今度は横を向かせる。ペスト・ドクターは、再びシャッターを切る。更に後ろ向きに立たせる。そして、シャッターを切る。更に、回転させて反対側の側面から撮る。ペスト・ドクターは、画像を確認すると、女性患者の手を下げて、身体の各部の計測を始めた。バストのサイズ、ウエスト、ヒップ、股下の長さ等を計測して記録する。それらが終わると、漸くペスト・ドクターは、女性患者に頭巾を被せた。
ペスト・ドクターは、聴診器を掛けると、全裸で立つ女性患者へ、聴診を始めた。気道の音、肺、心音、腸の音等を、詳しく聴く。クルリと後ろを向かせ、背中からも詳しく聴診を行っている。
再び正面へ向かせ、ペスト・ドクターは、トントンと指先を使い、打診を行う。そして、内科の触診をグイグイとお腹を押して行う。更に後ろを向かせ、背中側からも同様に行う。
更に乳房へも、触診を行う。右手を挙げさせると、腋の下から順番に乳房へと触診する。嫌がる女性患者の腕を掴み、強引に乳房触診は行われる。乳首を摘み、右側の乳房触診が終わると、反対側も同様に、進められて行く。
女性患者は、椅子に掛けさせられる。再び頭巾が取られた。女性患者は、頭を後ろの枕へ押し付けられる。ペスト・ドクターは、ライトを椅子の後ろへセットした。
ペスト・ドクターは、頭に額帯鏡を着け、耳鏡を手にすると、女性患者の耳孔へ挿し込んだ。ペスト・ドクターは、器用に顔を横へ向け、そのペストマスクを横へ振って、丸いメガネ越しに、女性患者の耳の穴を横目で覗き込み検査している。一頻り検査をすると、反対側も同様に検査する。問題は無かったようで、PCへ結果を入力している。
入力が終わると、カートの上のトレーから、今度は鼻鏡を手にした。ペスト・ドクターは、グイと女性患者のおでこを押して、上を向かせた。そして、鼻先をグイと上げてから、鼻鏡を女性患者の鼻孔へズボッと突っ込む。額帯鏡の光を、鼻腔へと集め、又器用に顔を斜めに向けて、ペストマスクの嘴を、振って、丸いメガネ越しに横目で中を覗き込んだ。女性患者は、鼻炎の症状があり、鼻水が垂れ出て来る。暫く鼻腔内を覗き込んでいたペスト・ドクターは、綿棒を手にして、女性患者の鼻鏡で大きく開かれた鼻孔へと奥深く挿し込み、鼻水で濡れた鼻腔内粘膜を採取した。
反対側も同じように、採取される。
ペスト・ドクターは、女性患者の顎を掴むと、グイと下げて、口を開かせます。デンタルミラーを女性患者の口の中へ突っ込み、更に指先を唇へ引っ掛けて、齲歯(うし)の検査を始めた。デンタルミラーは、ガチャガチと音を立てて、女性患者の口中を動き回る。時々手を止めて、PCへデータ入力を行って行く。大きく口を開かれた女性患者は、涎(よだれ)を垂らしながら検査を受けている。
ガーゼで舌を挟まれ、引っ張り出されて調べられます。
ペスト・ドクターは、PCへ検査結果を入力しました。次にペスト・ドクターは、診察台へ女性患者を載せます。診察台の上で、跪(ひざまづ)かせると、そのまま前へ手を着かせます。お尻を上げさせて四つん這いにさせました。嫌がる女性患者の膝を開かせます。背中を押さえられ、お尻が突き出されます。
診察ベッドの上で、四つん這いにさせられて、白いお尻だけが、ツンと高くそびえます。脚にはブランケットが掛けられ、ライトが当てられると、一層白いお尻が光ります。
ペスト・ドクターは、手袋を嵌めた手で、女性患者のお尻の割れ目を開き、肛門を調べます。指先で割れ目を開くと、その菊の形をした蕾(つぼみ)がプクリと飛び出しました。ヒクヒクと蕾は窄(すぼ)んだり、膨らんだりしています。周りには、薄く陰毛が生えて取り囲んでいます。ペスト・ドクターは、指先でその蕾(つぼみ)を押して、肛門の触診を行います。ペスト・ドクターが、指で蕾を押すと、蕾は窄(すぼ)み反応します。ペスト・ドクターは、まるで玩(もてあそ)ぶかのように、女性患者の肛門を、ツンツンと押して調べます。
一頻(ひとしきり)り肛門の触診を行ったペスト・ドクターは、体温計を手にします。ボタンをピッと押して、電源を入れます。デジタル表示が点滅して、測定可能のサインが出ます。ペスト・ドクターは、先端にゼリーを塗ると、女性患者の肛門へ、スルリと潜(もぐ)り込ませました。直腸温度計は、ヌル-ッと云った感じで、容易に直腸の奥へと挿し込まれて行きました。これから直腸温が測定されます。女性患者は、何かをされたのを感じ、お尻を振って嫌がりますが、ペスト・ドクターは、しっかりとお尻を押さえます。女性患者は、お尻に体温計を突き挿されて暫くそのままで、動けません。やがて、アラームが鳴ると、ペスト・ドクターは、直腸温度計を肛門からスポッと抜き去ります。又、PCへ結果を入力します。再びペスト・ドクターは、女性患者の肛門を覗き込みます。ペスト・ドクターが、ゼリーで濡れた肛門へ、指を押し当てると、女性患者の意思に反して、指はそのままヌルリと肛門へめり込んで、入ってしまいました。先程の触診と異なり、ゼリーで濡れた肛門は、ヌルヌルになっているので、お尻を締めても、指を拒む事は出来ません。女性患者は、突然の違和感に、お尻を引っ込めますが、ペスト・ドクターは、性患者が動けないように、押さえつけます。ペスト・ドクターは、嫌がる女性患者にお構いなしに指を奥深く、温かい直腸へと挿し込んで行きます。指の根元まで、挿し込むと、肛門括約筋が、付け根をギュ~ッと締め付けて来ます。ペスト・ドクターは、ニュルニュルと柔らかくて温かい感触の直腸内を、指先を動かして、直腸診を始めます。女性患者の直腸内を、指先で直接触れて、その感触で診察を行うのです。指先は直腸内で動かされ、更にクルリと回転もされます。女性患者は、違和感と鈍痛に呻き声を上げますが、ペスト・ドクターは、楽しむかのように、女性患者の温かい直腸内を、指をニュルニュルと動かしながら、直腸診を続けています。ライトに照らし出されて聳え立つ白いお尻に、ペスト・ドクターの指先が突きたてれられ、ニュルニュル、ヌポヌポと動かされ続けます。その女性患者の肛門の下の縦の割目の外性器は、心なしか、愛液で濡れて光っているようにも見えます。
最後に肛門括約筋が調べられ、指はスポンと引き抜かれました。赤く捲(めく)れ上がった肛門は、シュッと急速に窄みます。抜かれた指先には、僅かに便が混じって黄色くなったゼリーが、付着していました。ペスト・ドクターは、裏返しにゴム手袋を脱いで、トラッシュ・ビンに捨てます。
直腸診が終わると、またペスト・ドクターは、PCへ結果を入力します。
ペスト・ドクターは、女性患者を台から降ろし、隣の台へ移動します。頭に頭巾を被せられて、番号札を首からぶら下げられている女性患者は、足元がよく見えないらしく、ペスト・ドクターに腕を掴まれて歩きます。
違う台の前に来ると、ペスト・ドクターは、女性患者に踏み台を上がり、腰掛けるように言います。足元の覚束ない女性患者は、ペスト・ドクターに支えられて、誘導されるままに、台へ腰掛けました。その台には、緩い角度の背もたれがあり、女性患者は、ペスト・ドクターに押されて、後ろへ倒されます。同時に両脚を持ち上げられます。女性患者は、ごろんと後ろ向きに倒れて両脚を高く上げられました。ペスト・ドクターは、女性患者の両脚を大きく開きました。女性患者は、嫌がり両脚を閉じようとしますが、ペスト・ドクターは、強引に開かせ、ベルトで両脚を固定します。大股開きにされた女性患者は、陰部へ手を遣り隠します。ペスト・ドクターは、枕を女性患者の頭にあてがいます。何か注意をして、女性患者の両手を、お腹の上で組ませます。ペスト・ドクターは、カートを引き寄せ、検査器具の準備をします。
新型疫病(えきびょう)罹(り)患者へは、隔離施設の入所にあたり、各種の事前検査が実施されます。女性の場合は、婦人科系の検査が必須事項になっている為、全員に検査が行われます。処女であった場合でも、例外にはなりません。
ペスト・ドクターは、ライトを引き寄せ、女性患者の陰部を照らします。
いつの間にか、他のペスト・ドクターが数人集まって来ました。何故か、いつも女性の隔離患者が来ると、複数人の出入りがあるのです。不気味なペストマスクが、女性患者の股間を覗き込みます。ペスト・ドクターは、診察台の前で、スツールへ腰掛け、女性患者の陰部を診察します。先ず、陰毛の下の大陰唇を指で左右に開き、大雑把に視診を行います。後ろから、他のペスト・ドクターのペスト・マスクが、覗き込みます。女性患者は、堪らず手で自分の股間を覆い隠します。ペスト・ドクターの一人が、その腕を掴んで退かせ、脇へ押さえ着けます。女性患者は、両脚を閉じようともがきますが、ベルトで締め上げられた膝は、ギシギシと支持器を軋ませるだけです。女性患者の肛門が、ヒクヒクと窄みます。