Dentistry
- 2020/03/03
- 21:56
官能小説 メディカル・モール
診察ベッドの上で、愛は、『はあはあ...』と、大きく息をします。暫くすると、落ち着いて来ました。『ふう~、ちょっと疲れたわ~。』
そして、息がゆっくりになりました。先生は、ガチャガチャと何かをしています。
暫くすると、再び横に座ります。「エプロン掛けますよ。」と先生は、言って首の下に、ふんわりと紙のような物を、掛けます。
そして、バチン、バチンと手袋を嵌めます。にゅっと、先生の顔が現れました。今度は、頭に眩しいライトを着けています。マスクの顔は、目だけが光ります。不意に顎を掴まれ、口を開かれます。「歯を診ましょう。」と、一言いいます。愛が、戸惑っていると、「大きく口を開けて、アーン。」 と先生がいいます。

愛が、口を大きく開けると、先生の指先が入って来ます。冷たくてゴム臭い指先が、唇を開きます。突然、カポッと何かが、口へ嵌められました。愛の口は、閉じる事が出来無くなりました。プラスチック製の、開口器です。「あう、あう!」と愛が呻くと、先生は、「ちょっと辛抱してね。」と言います。
”ガチャガチャ”とデンタルミラーが、歯に当たります。歯医者さん嫌いの愛は、身震いをします。「8番C0、7番C1...」と先生は、ブツブツ言いながら、愛の歯を調べて行きます。時々、グイッと指で、唇が引っ張られます。涎が出て来そうなのを、我慢します。ジュボ~っと、器械で吸って呉れます。奥歯の方は、デンタルミラーで舌を押され、”オエッ”となります。


愛は、やや涙目になりながら、堪えていると、先生が開口器を、カポッと外してくれました。「うがいして。右の台に、コップが有るから。横の器に吐き出していいから。ちょっと台を起こすよ。」 ウィーンと、背もたれが少し上がります。愛は、ここでさっき、エプロンを掛けられた理由を、理解します。うがいをすると、再び背もたれが、倒れます。

「虫歯が有りますね。まずいよね。よしっ!」 と先生が呟きます。横のカートでカチャカチャ音がします。何かを、準備しているようです。先生の顔が見えました。おでこのライトが眩しいです。「はい、ではまたお口を開けて~。」

「綺麗に消毒しましょう。」と先生が言って、愛の開いた口に、指先を引っ掛けると、唇を引っ張り、ピンセットに綿を挟んで、愛の口の中へ入れます。愛の歯茎がスーッとします。ゴシゴシと歯の周りを擦られます。
「これでよしと...」 先生は、愛の唇に指を引っ掛けたまま、ガチャンと、横のトレーへピンセットを置き、今度は何かを手にしています。 ちょっとチクッとするよ。動いちゃ駄目だよ。愛は、次の瞬間歯茎に鋭い痛みを覚えます。体がビクッと動きます。更に、歯茎に鈍痛を覚えます。『何!? 何なの?』 愛がそう心の中で叫ぶと、又歯茎にチクッと痛みが走ります。堪らず、『ううぅぅ...』と、呻き声を上げました。
「痛く無いように、麻酔するからね~。これから、ちょっと治療してあげるから。」と、先生が言います。

『えっ?! 行き成りぃ~? 歯の治療するのぉ?!え~っ!聞いていないよぉ!』 と愛は心の中で叫びます。そう思っている間にも、更に歯茎がチクッとします。鈍痛がして、注射されているのが分かります。
先生は、チクチクと歯茎の何か所かに、麻酔注射を打ちました。打ち終わると、カチャンと注射器をトレーへ置いて、ピンセットで愛の歯茎に触れ、訊きます。「これ、かんじますか?これは、どうですか?」
愛は、歯茎には何も感じなかったので、首を横に小さく振ります。「そう。...じゃ始めるか。」と先生は言います。
今度は、何か器械を準備しているようです。横で、カチッ、カチッと何かを嵌める音が聞こえます。

再び、先生の顔が目の前に現れ、「はい、口を開けて...」 先生の指が唇に引っ掛けられ、愛の口は、無理矢理口開かれます。カチン、キュ~ィ~ン、キュィ~~ンと聞き覚えのある音が聞こえました。次の瞬間、ガリガリガリ、ガリガリガリッと歯に振動を感じます。『あっ、歯を削られてるぅ~!!(;゚Д゚)💦』 キュイ~ン、ゴー、ザザザザ―ッ、ガリガリガリ、ガリガリガリッと、引き続き聞こえて、歯に響きます。脳天にも振動が伝わって来ます。愛は、心の中で叫びます。『止めてえ~っ!!』 続いて、ジュボジュボジュボっと、唾液と水が吸い取られます。
と、先生はドリルのスイッチを切って、横へ引っ掛けます。顔を近づけて、愛の口の中を覗き込みます。削った歯の具合を確かめているようです。「うん、いいかな。ちょっと削っただけだよ。綺麗になった。お薬詰めて、レジンで固めよう。」

先生は、ピンセットで何か薬を、歯にギュッ、ギュッと詰めます。更に樹脂を練ってから、ペタペタと詰めます。光を当てて、暫く待つと、「はい、固まったね。噛み合わせを見ておこう。ガチガチと噛んで。」
愛は、かみ合わせをチェックされ、少しまたドリルで削られました。
椅子は、背もたれが起こされ、うがいをさせられます。
先生は、エプロンを外してくれて、「はい、結構です。これで、歯科治療は、終わりですね。そのままお待ちください。」
と言いました。再び背もたれが倒され、やや上半身が起きたポジションで、止まります。
愛は、舌先で、治療された歯の具合を確かめます。『あら、確かに綺麗になってる。でも、歯茎は痺れたままだわ。』
診察ベッドの上で、愛は、『はあはあ...』と、大きく息をします。暫くすると、落ち着いて来ました。『ふう~、ちょっと疲れたわ~。』
そして、息がゆっくりになりました。先生は、ガチャガチャと何かをしています。
暫くすると、再び横に座ります。「エプロン掛けますよ。」と先生は、言って首の下に、ふんわりと紙のような物を、掛けます。
そして、バチン、バチンと手袋を嵌めます。にゅっと、先生の顔が現れました。今度は、頭に眩しいライトを着けています。マスクの顔は、目だけが光ります。不意に顎を掴まれ、口を開かれます。「歯を診ましょう。」と、一言いいます。愛が、戸惑っていると、「大きく口を開けて、アーン。」 と先生がいいます。

愛が、口を大きく開けると、先生の指先が入って来ます。冷たくてゴム臭い指先が、唇を開きます。突然、カポッと何かが、口へ嵌められました。愛の口は、閉じる事が出来無くなりました。プラスチック製の、開口器です。「あう、あう!」と愛が呻くと、先生は、「ちょっと辛抱してね。」と言います。
”ガチャガチャ”とデンタルミラーが、歯に当たります。歯医者さん嫌いの愛は、身震いをします。「8番C0、7番C1...」と先生は、ブツブツ言いながら、愛の歯を調べて行きます。時々、グイッと指で、唇が引っ張られます。涎が出て来そうなのを、我慢します。ジュボ~っと、器械で吸って呉れます。奥歯の方は、デンタルミラーで舌を押され、”オエッ”となります。


愛は、やや涙目になりながら、堪えていると、先生が開口器を、カポッと外してくれました。「うがいして。右の台に、コップが有るから。横の器に吐き出していいから。ちょっと台を起こすよ。」 ウィーンと、背もたれが少し上がります。愛は、ここでさっき、エプロンを掛けられた理由を、理解します。うがいをすると、再び背もたれが、倒れます。

「虫歯が有りますね。まずいよね。よしっ!」 と先生が呟きます。横のカートでカチャカチャ音がします。何かを、準備しているようです。先生の顔が見えました。おでこのライトが眩しいです。「はい、ではまたお口を開けて~。」

「綺麗に消毒しましょう。」と先生が言って、愛の開いた口に、指先を引っ掛けると、唇を引っ張り、ピンセットに綿を挟んで、愛の口の中へ入れます。愛の歯茎がスーッとします。ゴシゴシと歯の周りを擦られます。
「これでよしと...」 先生は、愛の唇に指を引っ掛けたまま、ガチャンと、横のトレーへピンセットを置き、今度は何かを手にしています。 ちょっとチクッとするよ。動いちゃ駄目だよ。愛は、次の瞬間歯茎に鋭い痛みを覚えます。体がビクッと動きます。更に、歯茎に鈍痛を覚えます。『何!? 何なの?』 愛がそう心の中で叫ぶと、又歯茎にチクッと痛みが走ります。堪らず、『ううぅぅ...』と、呻き声を上げました。
「痛く無いように、麻酔するからね~。これから、ちょっと治療してあげるから。」と、先生が言います。

『えっ?! 行き成りぃ~? 歯の治療するのぉ?!え~っ!聞いていないよぉ!』 と愛は心の中で叫びます。そう思っている間にも、更に歯茎がチクッとします。鈍痛がして、注射されているのが分かります。
先生は、チクチクと歯茎の何か所かに、麻酔注射を打ちました。打ち終わると、カチャンと注射器をトレーへ置いて、ピンセットで愛の歯茎に触れ、訊きます。「これ、かんじますか?これは、どうですか?」
愛は、歯茎には何も感じなかったので、首を横に小さく振ります。「そう。...じゃ始めるか。」と先生は言います。
今度は、何か器械を準備しているようです。横で、カチッ、カチッと何かを嵌める音が聞こえます。

再び、先生の顔が目の前に現れ、「はい、口を開けて...」 先生の指が唇に引っ掛けられ、愛の口は、無理矢理口開かれます。カチン、キュ~ィ~ン、キュィ~~ンと聞き覚えのある音が聞こえました。次の瞬間、ガリガリガリ、ガリガリガリッと歯に振動を感じます。『あっ、歯を削られてるぅ~!!(;゚Д゚)💦』 キュイ~ン、ゴー、ザザザザ―ッ、ガリガリガリ、ガリガリガリッと、引き続き聞こえて、歯に響きます。脳天にも振動が伝わって来ます。愛は、心の中で叫びます。『止めてえ~っ!!』 続いて、ジュボジュボジュボっと、唾液と水が吸い取られます。
と、先生はドリルのスイッチを切って、横へ引っ掛けます。顔を近づけて、愛の口の中を覗き込みます。削った歯の具合を確かめているようです。「うん、いいかな。ちょっと削っただけだよ。綺麗になった。お薬詰めて、レジンで固めよう。」

先生は、ピンセットで何か薬を、歯にギュッ、ギュッと詰めます。更に樹脂を練ってから、ペタペタと詰めます。光を当てて、暫く待つと、「はい、固まったね。噛み合わせを見ておこう。ガチガチと噛んで。」
愛は、かみ合わせをチェックされ、少しまたドリルで削られました。
椅子は、背もたれが起こされ、うがいをさせられます。
先生は、エプロンを外してくれて、「はい、結構です。これで、歯科治療は、終わりですね。そのままお待ちください。」
と言いました。再び背もたれが倒され、やや上半身が起きたポジションで、止まります。
愛は、舌先で、治療された歯の具合を確かめます。『あら、確かに綺麗になってる。でも、歯茎は痺れたままだわ。』