a reclining chair
- 2020/03/02
- 17:42
官能小説 メディカル・モール
愛は、鼻鏡による鼻の検査が終わると、『ふう~...』と深呼吸をしました。漸く落ち着き、BGMが耳に入って来ました。先生は、電子カルテに何やら打ち込んでいます。照明の落とされた室内を見ると、奥の方に白いエステティック・チェアーみたいなのが置いてあります。『あれ? やっぱりエステティック・サロン? 違うよね、クリニックよね。私は、どうすればいいの? このまま、椅子に座ってていいのかしら?』
すると先生が、声を掛けます。「お鼻の検査は、終わりだね。今度はあちらの椅子へどうぞ~。」 とその白いチェアーを指しました。「は、はい。」と愛は返事をして、小高くなっている検査椅子から、足元に視線を落としながら、トンと降ります。ゆっくりとチェアーへ移動します。それは、スポット・ライトみたいなもので照らし出されていて、少しお洒落にみえます。 「はい、ではこちらのステップからどうぞ。足元に気を付けるように。」 先生が、介助してくれます。 愛は、踏み台を上がり、チェアーにお尻から、腰掛けます。ゆったりした椅子です。頭も大きな枕が支えてくれ、脚もゆったり伸ばせます。歯医者さんの椅子みたいです。愛は、捲れたガウンの裾を直し、胸元を整えます。ガウンは、紐で二箇所留まっているだけなので、すこし頼りないのです。胸元は、ノーブラになっているので、特に気になります。

先生が、横に来ました。スツールに腰掛けています。「脚を上げるよ。」そう言うと、ボタンを押して、椅子の膝下部分が”ウィーン”とゆっくり持ち上がって来て、脚が上がり、楽になりました。 「倒すからね。」 先生がそう言うと、今度は背もたれが後ろへゆっくり倒れます。歯医者さんの椅子のように、全体が倒れた状態になりました。上半身がやや持ち上がっている程度です。先生は、ライトを引っ張って、頭の横の方へ配置させました。部屋は、薄暗く白い天井が見えます。横に眩しくライトが照らします。先生が、斜め横の上の方から覗き込んで来ます。「どうかな、枕の位置とか、塩梅はいい?辛くない?」と先生が訊きます。愛は、丁度楽な姿勢になっているので、答えます。「はい、大丈夫です。」
すると、先生は、タオルケットみたいなのを、上に掛けて呉れました。愛は、安心します。横になった状態で、柔らかなベッドで布団を掛けられた感じになります。温かくて、BGMも聞こえ、確かにエステティックな気分だなあと思います。『あ、気持ちいいけど、これから、どうなるの? 次は何?肝心な事、聞いて無いわ(;´Д`A ```』

先生は、ライトの向きを調整しているようです。そして再び、パチンパチンと音を立てながら、手袋を嵌めています。 愛は、ちょっと不安になって、訊きます。「あの~、何を...」と言い掛けると、先生は、「は~い、お耳を診ますよ。ちょっと右を向いてね。」 そう言うと、愛の左こめかみ辺りを、そっと押します。左横に先生の顔が迫って来ます。丸い鏡がキラキラ反射します。愛は、思わず何をされるのかと、先生の方を向こうとします。「はい、動いちゃ駄目だよ。」と先生に注意されてしまいました。先生は、何か小さな金属製の器具を指先に摘んでいました。「貴女の耳を診察するんだよ~。耳の中を、調べるからね。拝見しますよ~。どれ、どうかな~」 そう言うと、愛の耳の中に、何か冷たくて固い物が、ゴソゴソという音と共に、入って来ました。同時に、耳に先生のゴム手袋が触れて、気配で先生の顔が、直ぐ横にあるのが分かります。冷たい器具と耳に触れる指が、何とも言えぬ感触で、愛はゾワゾワと鳥肌が立つのでした。『きゃ~っ、くすぐったいような、気持ち悪いような...』
愛は、先生に耳の中を調べられているかと思うと、『嫌~っ、耳垢溜まってないかしら~(;゚Д゚)。恥ずかすぃ~!!』 と焦ります。
先生は、正に耳元で、囁きます。(本当は、ただ呟いただけなのに) 「ああ、大体は綺麗だね。うむうむ。詳しく診てあげよう。」 ガサゴソと音がして、冷たくて固い物が、耳の中で動きます。「お掃除しておいてあげるからね~。」先生は、そう言うと耳の中を、ゴロゴロ言わせて、耳の中を掃除します。愛は、その時思います。『あ、これ耳掻きと同じ事だわ。』 先生は、耳を少し引っ張ったりしながら、暫く耳掃除を遣って呉れます。愛は、くすぐったいのを、我慢しながらも、子供の頃以来の感触に、懐かしさを感じてしまいました。

”ヒュ~ン、ゴー、ゴー” 耳の中に、轟音が響きます。「耳垢を吸い取るよ。」先生がそう言っています。”ゴーゴー”と音がして、スースーと風を感じます。「ほうら、綺麗になったよ。見せてあげよう。」 先生は、そう言うと耳の中へ冷たい何かを挿し込みました。”ピ、ピ” と音がしました。先生は、タブレットを見せて、「ほら、これが貴女の耳の穴の中だよ。」と、画像を見せてくれました。「奥の透明なのが、鼓膜だからね。」 愛が見ると、細かい毛と、洞穴の奥の方に、白っぽく光った物が見えました。初めて、自分の鼓膜を見せられました。
「では、反対側も遣りましょう。」 と先生が言うと、今度は右側に移動して、また冷たい器具を挿し込まれます。先生の顔が横に来るのを感じます。”ゴソゴソ、ガサガサ ” 愛は、再びゾワゾワと鳥肌が立つのを感じます。『あ、あああ、んんん!!』 全身にゾクゾクとした寒気?が走ります。思わずググっと息を溜めます。 『ふう~っ💦』 と吐いて、又再びゾクゾクっとして、息を溜めます。先生は、器具を動かし、覗き、そして耳掃除、吸い取り、撮影を順番に行ってます。愛は、懸命にくすぐったさと、ゾワゾワとする感覚と、ゾクゾクとする感覚とに、出来るだけ動かないよう闘います。
「ほら、綺麗になったよ。」と先生が声を掛けてくれて、また画像を見せて呉れます。愛は、「は、はい。」と答えるのがやっとです。『嗚呼、終わったのね?終わったのね?』と、ホッとします。何故か、凄く疲れてしまいました。胸が、ドキドキしています。『ふう~、はあはあ、終わったあ...。』
愛は、鼻鏡による鼻の検査が終わると、『ふう~...』と深呼吸をしました。漸く落ち着き、BGMが耳に入って来ました。先生は、電子カルテに何やら打ち込んでいます。照明の落とされた室内を見ると、奥の方に白いエステティック・チェアーみたいなのが置いてあります。『あれ? やっぱりエステティック・サロン? 違うよね、クリニックよね。私は、どうすればいいの? このまま、椅子に座ってていいのかしら?』
すると先生が、声を掛けます。「お鼻の検査は、終わりだね。今度はあちらの椅子へどうぞ~。」 とその白いチェアーを指しました。「は、はい。」と愛は返事をして、小高くなっている検査椅子から、足元に視線を落としながら、トンと降ります。ゆっくりとチェアーへ移動します。それは、スポット・ライトみたいなもので照らし出されていて、少しお洒落にみえます。 「はい、ではこちらのステップからどうぞ。足元に気を付けるように。」 先生が、介助してくれます。 愛は、踏み台を上がり、チェアーにお尻から、腰掛けます。ゆったりした椅子です。頭も大きな枕が支えてくれ、脚もゆったり伸ばせます。歯医者さんの椅子みたいです。愛は、捲れたガウンの裾を直し、胸元を整えます。ガウンは、紐で二箇所留まっているだけなので、すこし頼りないのです。胸元は、ノーブラになっているので、特に気になります。

先生が、横に来ました。スツールに腰掛けています。「脚を上げるよ。」そう言うと、ボタンを押して、椅子の膝下部分が”ウィーン”とゆっくり持ち上がって来て、脚が上がり、楽になりました。 「倒すからね。」 先生がそう言うと、今度は背もたれが後ろへゆっくり倒れます。歯医者さんの椅子のように、全体が倒れた状態になりました。上半身がやや持ち上がっている程度です。先生は、ライトを引っ張って、頭の横の方へ配置させました。部屋は、薄暗く白い天井が見えます。横に眩しくライトが照らします。先生が、斜め横の上の方から覗き込んで来ます。「どうかな、枕の位置とか、塩梅はいい?辛くない?」と先生が訊きます。愛は、丁度楽な姿勢になっているので、答えます。「はい、大丈夫です。」
すると、先生は、タオルケットみたいなのを、上に掛けて呉れました。愛は、安心します。横になった状態で、柔らかなベッドで布団を掛けられた感じになります。温かくて、BGMも聞こえ、確かにエステティックな気分だなあと思います。『あ、気持ちいいけど、これから、どうなるの? 次は何?肝心な事、聞いて無いわ(;´Д`A ```』

先生は、ライトの向きを調整しているようです。そして再び、パチンパチンと音を立てながら、手袋を嵌めています。 愛は、ちょっと不安になって、訊きます。「あの~、何を...」と言い掛けると、先生は、「は~い、お耳を診ますよ。ちょっと右を向いてね。」 そう言うと、愛の左こめかみ辺りを、そっと押します。左横に先生の顔が迫って来ます。丸い鏡がキラキラ反射します。愛は、思わず何をされるのかと、先生の方を向こうとします。「はい、動いちゃ駄目だよ。」と先生に注意されてしまいました。先生は、何か小さな金属製の器具を指先に摘んでいました。「貴女の耳を診察するんだよ~。耳の中を、調べるからね。拝見しますよ~。どれ、どうかな~」 そう言うと、愛の耳の中に、何か冷たくて固い物が、ゴソゴソという音と共に、入って来ました。同時に、耳に先生のゴム手袋が触れて、気配で先生の顔が、直ぐ横にあるのが分かります。冷たい器具と耳に触れる指が、何とも言えぬ感触で、愛はゾワゾワと鳥肌が立つのでした。『きゃ~っ、くすぐったいような、気持ち悪いような...』
愛は、先生に耳の中を調べられているかと思うと、『嫌~っ、耳垢溜まってないかしら~(;゚Д゚)。恥ずかすぃ~!!』 と焦ります。
先生は、正に耳元で、囁きます。(本当は、ただ呟いただけなのに) 「ああ、大体は綺麗だね。うむうむ。詳しく診てあげよう。」 ガサゴソと音がして、冷たくて固い物が、耳の中で動きます。「お掃除しておいてあげるからね~。」先生は、そう言うと耳の中を、ゴロゴロ言わせて、耳の中を掃除します。愛は、その時思います。『あ、これ耳掻きと同じ事だわ。』 先生は、耳を少し引っ張ったりしながら、暫く耳掃除を遣って呉れます。愛は、くすぐったいのを、我慢しながらも、子供の頃以来の感触に、懐かしさを感じてしまいました。

”ヒュ~ン、ゴー、ゴー” 耳の中に、轟音が響きます。「耳垢を吸い取るよ。」先生がそう言っています。”ゴーゴー”と音がして、スースーと風を感じます。「ほうら、綺麗になったよ。見せてあげよう。」 先生は、そう言うと耳の中へ冷たい何かを挿し込みました。”ピ、ピ” と音がしました。先生は、タブレットを見せて、「ほら、これが貴女の耳の穴の中だよ。」と、画像を見せてくれました。「奥の透明なのが、鼓膜だからね。」 愛が見ると、細かい毛と、洞穴の奥の方に、白っぽく光った物が見えました。初めて、自分の鼓膜を見せられました。
「では、反対側も遣りましょう。」 と先生が言うと、今度は右側に移動して、また冷たい器具を挿し込まれます。先生の顔が横に来るのを感じます。”ゴソゴソ、ガサガサ ” 愛は、再びゾワゾワと鳥肌が立つのを感じます。『あ、あああ、んんん!!』 全身にゾクゾクとした寒気?が走ります。思わずググっと息を溜めます。 『ふう~っ💦』 と吐いて、又再びゾクゾクっとして、息を溜めます。先生は、器具を動かし、覗き、そして耳掃除、吸い取り、撮影を順番に行ってます。愛は、懸命にくすぐったさと、ゾワゾワとする感覚と、ゾクゾクとする感覚とに、出来るだけ動かないよう闘います。
「ほら、綺麗になったよ。」と先生が声を掛けてくれて、また画像を見せて呉れます。愛は、「は、はい。」と答えるのがやっとです。『嗚呼、終わったのね?終わったのね?』と、ホッとします。何故か、凄く疲れてしまいました。胸が、ドキドキしています。『ふう~、はあはあ、終わったあ...。』