Gynecological examination bed

2019/11/11
15:34

　此方の検査台で、今日来た女性の婦人科の検査が行われます。両脚を開いて、性器が調べられます。両脚は、支持器に載せられ、ベルトで絞められて固定されます。目の前にはスクリーンが引かれて、視線は遮られます。

　検査台の横には、ディスプレイが置かれ、自分が受けている検査の様子が見れるようになっています。安心して検査を受けられます。又、医師よりの説明を受ける事が出来ます。

　今日の患者さんの、検査への準備が整ったようです。検査台の上で、横臥して両脚を支持器へ固定されました。スクリーンも引かれて、これから検査を受けるばかりになっています。医師からは、このように見えています。横のディスプレイにも、スクリーンの此方側の様子が映し出されています。これから、自分がどのような処置や検査を受けているか、確認する事が出来ます。

　横のイルリガートルの微温湯により、陰部が洗浄されます。微温湯は、下のパンへ流れ落ちて、バケツに溜められるようになっています。ガーゼで拭き取られて、清浄にされた性器を、これからドクターが診察・検査・処置を行います。

　今日、来た女性が、検査台へ載せられて、検査の準備が整いました。女性は、バスタオルを掛けられ、簡単な説明を受けました。横のディスプレイを、横目で見ます。「ふぅ～。」っと大きく息をします。時々、つま先が動きます。
　ドクターが、検査台の前のスツールへ腰掛けました。「では、検査を始めますよ～。楽にしていましょうね。深呼吸すれば、楽になりますよ。体の力を抜いていましょうね。」と言いながら、パチン、パチンと音を立てながら、ゴム手袋を嵌めます。

横のディスプレイは、検査部位の拡大へ切り替わりました。

　　　ドクターは、ゴム手袋を嵌めると、スツールをコロコロ転がして、患者さんへ近付きます。

「さて、では検査を始めますよ～。性器に触れますからね。はい、御免なさいね～。」

ドクターは、サッと女性の性器を調べます。指先で、小陰唇を左右に開きます。ピンクの粘膜が光ります。クリトリスを診てみます。「うむうむ、成程。」

　「では、詳しく診てみましょうね～。」ドクターは、両手で女性の大陰唇を開きます。女性の体が反応して、ビクンと動きます。肛門の皺がすぼみ、つま先が動きます。「楽にして下さいね～。」と、ドクターが声を掛けます。

　ドクターが大陰唇を開くと、小陰唇が見えます。指先で、上下左右に拡げて、様子を見ます。特に異常は見られませんので、更に小陰唇を開いてみます。上から、陰核、尿道口、膣口と視診します。　横のディスプレイには、下の画像が大きく映し出されていて、患者さんが見る事が出来ます。

　ディスプレイに、映し出された画像

ドクターの指先が、小陰唇を開くと、ピンクの粘膜が露わとなり、クリトリス、尿道口、膣口とクッキリと映し出されました。
ドクターは、一通り性器の視診を行います。陰核包皮を捲って見ると、陰核が覗きます。尿道口も突起した開口部が見えます。膣口は小さく閉じています。見た処、処女膜は認められません。

　気が進まないまま、検査台へ上がった女性ですが、婦人科の検査が始まってしまいました。最早、この状態から、検査を断る訳には行きません。医師は丁寧に、執拗に指先で陰核包皮を捲り上げ、小陰唇を左右に拡げて、視診を行います。

異常が無い事を確かめると、今度は横のカートから、パッケージを取ります。ビリビリと、袋を開封しています。ディスポーザブルタイプの膣鏡が、検査に使用されます。