按摩・鍼灸治療

2019/08/12
15:07

　婦人科の診察・検査が終わりました。モニター画面を駆使して、訴える症状と、実際の診察で説明・診察をしましたので、ご本人も納得です。更に、面談で診察の結果をお伝えして、訴えを聞きます。婦人科の検査結果は、後日となりますが、診察した感じでは、それ程の異常は見られませんでした。生理痛、生理不順、不正出血などは、疲れやストレス等が影響する場合もあります。眼精疲労も肩凝りの原因です。エアコンによる冷え性も原因になります。お話の内容を聞いた限り、ストレスも大きな要因である印象がありますので、婦人科の診察に加えて、身体のマッサージとお灸という東洋医学も、効果的では無いかと思われました。そこで、按摩とお灸を、治療処置に加える事になりました。

　生理痛も酷いし、肩凝りも酷いそうです。
職場でのストレスもあって、エアコンも脚が冷えるそうです。
婦人科ばかりの症状でも無いかもしれませんねえ～．．．
乳腺も、張る事があるようですね。

　「んん～～ん、それでは、取り敢えず身体のマッサージを遣ってみましょうか。検診衣に着替えて、こちらのチェアーへ、どうぞ。」

勤め帰りの女性の女性は、ちょっと時間を気にしながら、それでも又再び、着衣を脱いで、検診衣に着替えます。

西洋医学だけでは、対症療法であって、根本的な治療にならない場合があります。東洋医学を取り入れて、総合的に診療を行います。体には、各部にツボがあり、其処を刺激する事で、気の通りを良くして、体の調子を良くします。経脈という気の通る道があると言われています。

マッサージ・チェアーへ俯せになり、背中から押して行きます。順番に揉み解して行きます。
リラックス出来るように、ＢＧＭが流れ、自律神経を整えます。日頃のストレスを開放して、心地よい刺激が与えられます。
グイグイ、丁度良い強さで、体が揉み解されて行きます。

　首、肩、背中と進んで行き、臀部、足へと揉み解されて行きます。顔枕に顔を沈めて、首や頭もクイクイと心地良くマッサージされます。

　神の手？は、臀部から腿、膝裏、脹脛と移動して行きます。更に脛、踵、足の裏と進みます。

　足の裏には、沢山のツボがあります。クイクイとツボを押され、痛気持ちいい刺激が与えられます。通勤地獄や、立ち仕事には、最もよく効きます。

　ポキポキとキャビテーションで関節が鳴ります。

　次には、仰向けでマッサージを受けます。
体の裏表を、よく揉み解します。
　半分、夢の世界へと誘われています。日頃の心身のストレスが開放されて行きます。

　体全体が、揉み解されて、リラックス出来ます。自律神経が整います。

　心地良い時間は、あっという間に過ぎて行きます。
さて、この辺で按摩は終了します。

　「如何ですか？　体は楽になりましたか？」
お勤め帰りの女性は、ゆっくり頷きます。

　「では、折角リラックス出来たようですから、次はお灸を試してみましょう。」
続いて、お灸で治療を続けます。