見学ツアー
- 2019/03/19
- 15:10
官能小説 怪しいクリニック
見学者が、遣って来ました。
田中 楓 は、友だちに聞いて、こちらのクリニックへ遣って来ました。エステに通う友人は、ここが凄く気に入っていると言って、パンフレットを渡してくれました。
ネットで検索しなと言われ、自分でも調べてみました。友人は、若しよかったら、見学とかも出来るよって言うので、じゃあお願いって、頼んだら、手配してくれて、スマホで申し込める、見学ツアーのパスワードを呉れました。
早速予約してから、今日来てみました。気に入れば、入会しようかな~と思っています。何か、面白い事もあるよ~って、言ってました。
ひょっとして、此方の部屋の事かしら? 何かしら、誰か会員の人が、エステか何か受けている処なのかなー?
さっきのマッサージ・ルームは、明るくて綺麗で、BGMも流れていて、会員の人も気持ち良さそうに、マッサージして貰ってたわね。
診察室を覗き込んでいると、中から看護師さんが出て来ました。小声で、案内されます。
「田中さんですね? お待ちしてましたよ。今日は、有難う御座います。どうぞ、お入り下さい。その前に、注意事項をよくお読みになって下さいね。そちらに掲示してあります。」

看護師の美咲は、見学者に気付いて、急いで入口へ向かいます。彩花に分からないように、段取りをします。
でも、この部屋は消毒液臭くて、病院みたいだわ。薬や器具みたいなのが、一杯あるし。出て来た女の人は、エステシャンじゃなくて、看護師さんみたいだなー。
なあに、何か注意事項を読んで下さいって言ってる。これの事ね。ええと、何にが書いて有るの? こんな部屋、パンフレットに載ってたかしら?
見学者は、必ず壁の注意書きに、目を通さなければなりません。
きゃ~、中は本当に病院みたいねー。怖ーい。帰りたーい。でも、折角来たから、これ読めばいいのね?

「ええと、名前は書いたわ。 サインも最初にしたよ。スマホはもクロークで、荷物に預けたし。白衣は着てまーす。私語は慎むのね。受診者って、会員の人かな? はい、指示に従いまーす。これでいいのね? はい、読みましたよ~。そう、最初に、施術されている会員の人には、邪魔にならないよう、私はスタッフとして、振る舞って下さいって注意されたわ。そーっと見ればいいのよね?」
(あ、看護師さんが待ってる。じゃ、お願いしまーす。)
クリニックを、見学に来た 田中楓 は、内診室の中へ、看護師の後を付いて行きます。
(あ、何人かいるのね。後から来る人もいるのね。え?男の人もいるの? ああ、そうかここのスタッフの人よね。吃驚した~。)

男性の見学者も遣って来ます。エグゼクティブ会員の同伴者です。入室者は、白衣とマスクの着用が義務付けられています。見学者は、男女共スタッフの資格で入室しています。見学者は、お互いにスタッフだと知らされているので、研修者との認識で同室します。私語は禁止ですので、お互いの身分を知る事は有りません。 幾人かが、内診室へ看護師に案内されて、入って行きました。

内診室の奥では;
彩花は、内診台の上で、眩しい無影灯に照らし出されて、周囲は薄暗くてよく見えないのですが、足音に気付きます。
(何だか、視線を感じるわ。変ね?先生と看護師さんだけだった筈よね? でも、足音がする。スタッフの人かしら。何か用事で来たのかしら? 嫌だわ。何か看護師さんと話してる。)
彩花は、不穏な空気に、左右に視線を遣って何かしらと目を凝らします。薄暗い中に、幾人かの白衣の人達が立っているのが、ぼんやりと見えました。
(あれ~? 誰なんだろう? やだわ~。こんな処を見られている。この部屋って、婦人科なんだから、先生と看護師の人以外、絶対入れないわよね? 白衣だから、見習の先生なのかな? でも嫌だなー、大学病院みたく、実験台にされてるの?) 内診台の上で、彩花は焦ります。でも、両脚をベルトで固定されていて、身動きは出来ません。
見学者が、遣って来ました。
田中 楓 は、友だちに聞いて、こちらのクリニックへ遣って来ました。エステに通う友人は、ここが凄く気に入っていると言って、パンフレットを渡してくれました。
ネットで検索しなと言われ、自分でも調べてみました。友人は、若しよかったら、見学とかも出来るよって言うので、じゃあお願いって、頼んだら、手配してくれて、スマホで申し込める、見学ツアーのパスワードを呉れました。
早速予約してから、今日来てみました。気に入れば、入会しようかな~と思っています。何か、面白い事もあるよ~って、言ってました。
ひょっとして、此方の部屋の事かしら? 何かしら、誰か会員の人が、エステか何か受けている処なのかなー?
さっきのマッサージ・ルームは、明るくて綺麗で、BGMも流れていて、会員の人も気持ち良さそうに、マッサージして貰ってたわね。
診察室を覗き込んでいると、中から看護師さんが出て来ました。小声で、案内されます。
「田中さんですね? お待ちしてましたよ。今日は、有難う御座います。どうぞ、お入り下さい。その前に、注意事項をよくお読みになって下さいね。そちらに掲示してあります。」

看護師の美咲は、見学者に気付いて、急いで入口へ向かいます。彩花に分からないように、段取りをします。
でも、この部屋は消毒液臭くて、病院みたいだわ。薬や器具みたいなのが、一杯あるし。出て来た女の人は、エステシャンじゃなくて、看護師さんみたいだなー。
なあに、何か注意事項を読んで下さいって言ってる。これの事ね。ええと、何にが書いて有るの? こんな部屋、パンフレットに載ってたかしら?
見学者は、必ず壁の注意書きに、目を通さなければなりません。
きゃ~、中は本当に病院みたいねー。怖ーい。帰りたーい。でも、折角来たから、これ読めばいいのね?

「ええと、名前は書いたわ。 サインも最初にしたよ。スマホはもクロークで、荷物に預けたし。白衣は着てまーす。私語は慎むのね。受診者って、会員の人かな? はい、指示に従いまーす。これでいいのね? はい、読みましたよ~。そう、最初に、施術されている会員の人には、邪魔にならないよう、私はスタッフとして、振る舞って下さいって注意されたわ。そーっと見ればいいのよね?」
(あ、看護師さんが待ってる。じゃ、お願いしまーす。)
クリニックを、見学に来た 田中楓 は、内診室の中へ、看護師の後を付いて行きます。
(あ、何人かいるのね。後から来る人もいるのね。え?男の人もいるの? ああ、そうかここのスタッフの人よね。吃驚した~。)

男性の見学者も遣って来ます。エグゼクティブ会員の同伴者です。入室者は、白衣とマスクの着用が義務付けられています。見学者は、男女共スタッフの資格で入室しています。見学者は、お互いにスタッフだと知らされているので、研修者との認識で同室します。私語は禁止ですので、お互いの身分を知る事は有りません。 幾人かが、内診室へ看護師に案内されて、入って行きました。

内診室の奥では;
彩花は、内診台の上で、眩しい無影灯に照らし出されて、周囲は薄暗くてよく見えないのですが、足音に気付きます。
(何だか、視線を感じるわ。変ね?先生と看護師さんだけだった筈よね? でも、足音がする。スタッフの人かしら。何か用事で来たのかしら? 嫌だわ。何か看護師さんと話してる。)
彩花は、不穏な空気に、左右に視線を遣って何かしらと目を凝らします。薄暗い中に、幾人かの白衣の人達が立っているのが、ぼんやりと見えました。
(あれ~? 誰なんだろう? やだわ~。こんな処を見られている。この部屋って、婦人科なんだから、先生と看護師の人以外、絶対入れないわよね? 白衣だから、見習の先生なのかな? でも嫌だなー、大学病院みたく、実験台にされてるの?) 内診台の上で、彩花は焦ります。でも、両脚をベルトで固定されていて、身動きは出来ません。