STD
- 2019/03/18
- 16:24
看護師さんは、バスタオルを抱えて来ました。
「ちょっとこれじゃあ、余りに可哀想ですからね。診察には、不要の肌の露出はさせないのよ。
診て貰う所だけ、出していればいいですからね。素直に、言う事聞いてくれれば、無駄な時間肌を晒さなくても良かったのに。」
そう言うと、彩花の両膝にふんわりとバスタオルを夫々に、掛けました。今までエアコンの風が諸に当たって、余計に裸の脚が気になっていましたが、これで彩花は、少し安心をします。
「これでいいでしょう?」看護師さんは、優しく彩花の白い脚をバスタオルで覆って呉れました。
「落ち着いたかしらね? これから先生にしっかり診て貰いましょうね。先生が変な事しないように、私が横で監視していますからね。」と看護師の美咲は、ニッコリ微笑みました。
医師の鈴木は、美咲の方を見て、苦笑いをします。
彩花にとっては、バスタオルを脚に掛けてくれた事は、嬉しかったのですが、即ちこれはもう診察を受ける事が、決まってしまった既定路線へ乗ってしまった事になります。彩花は、掛けられたバスタオルが、まるで重石のように感じ、益々動けなくなってしまった思いになります。
(先生も、看護師さんも優しいけれど、なんだか診察は怖いわ~)彩花は焦ります。(先生は、STD検査とか言ったけど、何かしら?)

キャンペーンで来た女性は、婦人科健診が必須項目となっています。今日も看護師に付き添われて女性が、内診室で、検査されています。終わると泣きながら出て来る女性もいます。
看護師の美咲は、診察迄手古摺らせた体験モニターの女の子が、漸く大人しくなって、やれやれと腕を組んで、ホッとします。早く始めなきゃねとばかりに、医師の鈴木に合図をします。(若い人で、性経験も余りないなら、仕方が無いけど、どうせ、結婚して妊娠するんだから、遅かれ早かれ、同じ経験をするのよ。サッサと先生に診て貰いなよ。)と心の中で、叫んでいます。日頃のストレスを、若い綺麗な女の子にぶつけているのかも知れません。
看護師さんは、彩花の手を掴んで、顔を覆っていた手と、陰部を隠していた手を持ち上げると、お腹で組ませます。
「此処で、両手を組みなさい。そうよ、こんな風にして診察を受けましょうね。手は出来るだけ動かさないようにしましょう。そして、先生が下を診ている時は、絶対にそちらへ手を遣らないでね。危ないですからね。そして、腰を引いたり動かしたりしないでね。兎に角出来るだけ動かないのよ。楽にして、ゆっくり息をしましょうね。若し、痛かったら遠慮無く『痛い』って言ってね。我慢する必要は有りませんよ。いいですか?」
彩花は、看護師さんに言われた通りにするしかありませんでした。
両脚は、バスタオルで覆われ、陰部だけが丸見えにされた彩花は、不思議な感触に戸惑います。服は来ている筈なのに、アソコだけが風通しがいいのです。ライトで眩しい天井を見ていると、裸になっている気がしないのですが、視線を落として顔を持ち上げ、下の方を見ると、ライトに反射して陰毛がフワフワと揺れているのが見えます。同時に男性医師がおでこのライトを照らして顔を近付け、陰部を覗き込んでいるのに気が付きます。
(嗚呼、私の股を覗き込んでる~っ!!) 彩花の性器が、男性医師によって、覗き込まれているのを知ります。

彩花は、もう観念して、婦人科の診察を受けるしか有りません。
閉じた小陰唇が、これから行われる検査の苦痛を予想させます。
「それでは、佐藤さーん、性感染症の検査しましょう。貴女の膣内から粘液を採取して、黴菌やウィルス等が無いかどうか検査しますよ。綿棒を入れますからね。若し痛かったり違和感があったら、遠慮無く仰って下さいねー。いいですか?」
「は、はい。膣、膣から?何ですか?」彩花は、先生の言う事がよく分からないので、訊き返します。
「では、失礼します。」
えっ?! 彩花は、自分の性器に先生の指先が触れるのを感じます。
「あっ、きゃ~っ、嫌、嫌~っ!!」
医師の鈴木は、徐に彩花の性器に触れ、小陰唇を人差し指と中指を使い、左右に開きます。
彩花は、明らかに自分の性器に指が触れ、開かれるのを覚え、声を上げました。体を持ち上げて、下腹部を見ます。
医師が彩花の股間に顔を近付けて、指でグリグリしているのが、見えました。
「嫌、駄目、触らないで~!!」
横から、
「ほら、佐藤さん、言ったじゃないですかー。動いちゃ駄目なんですよー。」看護師が注意します。
「だって、触ってる、触ってる!!」
「当たり前でしょ。診察ですよ。お静かに願いますね。動かないで、手はちゃんとお腹の上で組んでいましょうね~。」
医師の鈴木は、彩花の動きが収まると、再び小陰唇を弄るように、左右に開きます。
「はーい、御免なさいね~。ちょっと膣口を探していますよ。」
彩花の小陰唇の襞を搔き分けるように、左右に大きく開いています。グリグリと左右に開いた指を動かし、襞の中から膣口を見つけます。
彩花の性器は柔らかく、小陰唇の襞が捲れて、ピンクの粘膜が露出しました。パックリと開いた小陰唇の中は、しっとりと湿っていて、綺麗なピンク色の粘膜がライトに反射しています。医師の鈴木は、じっくりとそれを眺めています。指先を上下左右に動かして、膣口の在処を見定めます。性器は指先と同期して、グニャグニャと形を変えています。
「う~ん、何処かな? 膣口はどれかな?」
半ば楽しむように、ゆっくりと膣口を探しています。指先を動かすと同時に、彩花の性器からは、甘く酸っぱい臭いが漂ってきました。洗浄する前の女性性器ですから、尿とオリモノ等の入り混ざった複雑な臭いが、周囲に漂います。
「うん、性器の正常な臭いだね~。」とつぶやきます。
横で看護師の美咲が、眉を顰めて鈴木を見下ろします。
「先生っ!」
「臭いも大切な診察の一つなんだよ。」
と、正論とも言い訳とも知れぬ言葉を呟きます。
彩花は、開いた股の間の性器を、先生に弄られて、膝がガクガクと震えだすのを覚えます。
「あっ、嫌、嫌ぁ~っ!? 駄目、駄目っ!?」
横から看護師の美咲が注意します。「佐藤さーん、動かないのよ~。ゆっくり息をしましょうね~。大丈夫よ。先生が診察していますよ。」
彩花は、臭いがどうのこうのと耳にして、焦ります。(えっ?止めて、駅のおトイレで気持ち悪いから、ウオシュレットで流さなかったわ。どうしようー。恥ずかしい~!!)

「ああ、これかなー。これだー。膣口はこれですね。う~む、小さいなあ。看護師さん、この子、確か処女じゃ無かったよね?処女だっけ?確認してくれますか?」
医師の鈴木は、あれ?と云う顔をして、看護師の美咲に尋ねます。
看護師の美咲は、バインダーの問診票を、ペラペラと捲り、何度も確認します。
「はい、この問診票には、性交の経験 有り にチェック入っていますよ。 さっきの問診でもそう答えていましたよね?」と答えます。
「ああ、そうですよね。もうちょっと調べてみよう。 佐藤さーん、貴女は、性交の経験有りますよね? 有るって、仰ってましたよねー?」医師の鈴木は、大きな声で、彩花に尋ねます。
彩花は、顔を紅くして、「え? ......」
はっきりとは、答えません。

医師の鈴木は、仕方が無いので、彩花の膣口を調べてみる事にしました。綿棒の先で確かめます。
「う~ん、小さいなー。 う~ん、どうだろう? 」
暫く調べています。
「ああ、結構伸びるねえ~。......処女膜痕らしきものがみえるけど、大丈夫だねー。うん、これなら大丈夫。」
医師の鈴木は、しっかり確かめると、綿棒を彩花の膣内へと挿し込みました。
「きゃ~っ(゚Д゚;)💦 何~っ?!」と彩花は、膣の違和感に叫び声を上げます。
「はい、膣の粘膜を採取しますよ~。痛いですか?どう?」
と医師の鈴木は、綿棒をヌルッと彩花の膣へ挿し込みながら尋ねます。
「あ、あの...、え、その...」
「痛くはないでしょう? どうですか?」
騒いでいるのは、彩花だけで、後の二人はシラーっと、冷静にしています。
看護師の美咲が横から、「どうなの? 佐藤さん? 痛いの?」
彩花は、か細い声で、「い、いえ、痛くはないですけどー...」

横には看護師さん、正面には医師と二人に囲まれて、股を開き膣へ何かを挿し込まれている彩花です。こんな状況で、顔を見られて話しかけられるだけでも、恥ずかしいのに、彩花の膣は、何かが蠢くのを感じ取ります。
「ああ、何か変な感じがするんですけどー!」
「いいのよ、じっとしていましょう。サンプル採っているだけですからね。」看護師の美咲が、彩花の顔を見ながら声を掛けます。
更に彩花の股間を覗いて、「ああ、大丈夫じゃない。全然、平気でしょ?」と又、顔を見て言います。
彩花は、何が平気なのか分かりませんが、自分の性器に何か入っている処を看護師さんに覗かれ、又自分の表情を覗かれて、凄く恥ずかしいのを感じます。
(ああ、こんな目に遭っている処を、横で見られているのは、気まずいわあ...)
「どうなの? 佐藤さん、痛くなんかないでしょ?」
彩花は、自分の性器が先生に開かれて、膣にモゾモゾした感じがして、そこに横から話し掛けられると云うこの状況に、どう答えていいか分かりません。
「え? ええ...。はい、でも... 」

医師の鈴木は、綿棒を彩花の膣口へ挿し込み、膣口の具合を確かめました。問題が無い事を確認すると、綿棒を膣の奥の方へヌルリと挿し込みます。ググっと一気に膣の奥へ送り込みます。十分に挿入出来たら、グリグリっと掻き回し、粘液を採取します。
「はい、佐藤さん。サンプル採れましたね~。検査へ出してお置きますからね。」 そう言いうと、綿棒をスポッと彩花の膣から抜き取りました。
「看護師さーん、チューブ出して~。」と言うと、看護師の美咲がチューブを差出します。医師の鈴木は、綿棒を液体の入ったチューブへ挿し込みます。看護師の美咲は、それを受け取り、キャップを付けて密栓します。 チューブには、佐藤彩花の名前が貼りつけられています。カートへポンと置かれ、検査へ出されます。
彩花は、これで終わりなのかしらとホッとします。
勿論、そんな事はなくて、これはホンの序曲、軽いジャブでしか無かったのです。ここのクリニックが繁盛する陰には、これから彩花が経験する内見が大切な役割を果たしていたのです。
「ちょっとこれじゃあ、余りに可哀想ですからね。診察には、不要の肌の露出はさせないのよ。
診て貰う所だけ、出していればいいですからね。素直に、言う事聞いてくれれば、無駄な時間肌を晒さなくても良かったのに。」
そう言うと、彩花の両膝にふんわりとバスタオルを夫々に、掛けました。今までエアコンの風が諸に当たって、余計に裸の脚が気になっていましたが、これで彩花は、少し安心をします。
「これでいいでしょう?」看護師さんは、優しく彩花の白い脚をバスタオルで覆って呉れました。
「落ち着いたかしらね? これから先生にしっかり診て貰いましょうね。先生が変な事しないように、私が横で監視していますからね。」と看護師の美咲は、ニッコリ微笑みました。
医師の鈴木は、美咲の方を見て、苦笑いをします。
彩花にとっては、バスタオルを脚に掛けてくれた事は、嬉しかったのですが、即ちこれはもう診察を受ける事が、決まってしまった既定路線へ乗ってしまった事になります。彩花は、掛けられたバスタオルが、まるで重石のように感じ、益々動けなくなってしまった思いになります。
(先生も、看護師さんも優しいけれど、なんだか診察は怖いわ~)彩花は焦ります。(先生は、STD検査とか言ったけど、何かしら?)

キャンペーンで来た女性は、婦人科健診が必須項目となっています。今日も看護師に付き添われて女性が、内診室で、検査されています。終わると泣きながら出て来る女性もいます。
看護師の美咲は、診察迄手古摺らせた体験モニターの女の子が、漸く大人しくなって、やれやれと腕を組んで、ホッとします。早く始めなきゃねとばかりに、医師の鈴木に合図をします。(若い人で、性経験も余りないなら、仕方が無いけど、どうせ、結婚して妊娠するんだから、遅かれ早かれ、同じ経験をするのよ。サッサと先生に診て貰いなよ。)と心の中で、叫んでいます。日頃のストレスを、若い綺麗な女の子にぶつけているのかも知れません。
看護師さんは、彩花の手を掴んで、顔を覆っていた手と、陰部を隠していた手を持ち上げると、お腹で組ませます。
「此処で、両手を組みなさい。そうよ、こんな風にして診察を受けましょうね。手は出来るだけ動かさないようにしましょう。そして、先生が下を診ている時は、絶対にそちらへ手を遣らないでね。危ないですからね。そして、腰を引いたり動かしたりしないでね。兎に角出来るだけ動かないのよ。楽にして、ゆっくり息をしましょうね。若し、痛かったら遠慮無く『痛い』って言ってね。我慢する必要は有りませんよ。いいですか?」
彩花は、看護師さんに言われた通りにするしかありませんでした。
両脚は、バスタオルで覆われ、陰部だけが丸見えにされた彩花は、不思議な感触に戸惑います。服は来ている筈なのに、アソコだけが風通しがいいのです。ライトで眩しい天井を見ていると、裸になっている気がしないのですが、視線を落として顔を持ち上げ、下の方を見ると、ライトに反射して陰毛がフワフワと揺れているのが見えます。同時に男性医師がおでこのライトを照らして顔を近付け、陰部を覗き込んでいるのに気が付きます。
(嗚呼、私の股を覗き込んでる~っ!!) 彩花の性器が、男性医師によって、覗き込まれているのを知ります。

彩花は、もう観念して、婦人科の診察を受けるしか有りません。
閉じた小陰唇が、これから行われる検査の苦痛を予想させます。
「それでは、佐藤さーん、性感染症の検査しましょう。貴女の膣内から粘液を採取して、黴菌やウィルス等が無いかどうか検査しますよ。綿棒を入れますからね。若し痛かったり違和感があったら、遠慮無く仰って下さいねー。いいですか?」
「は、はい。膣、膣から?何ですか?」彩花は、先生の言う事がよく分からないので、訊き返します。
「では、失礼します。」
えっ?! 彩花は、自分の性器に先生の指先が触れるのを感じます。
「あっ、きゃ~っ、嫌、嫌~っ!!」
医師の鈴木は、徐に彩花の性器に触れ、小陰唇を人差し指と中指を使い、左右に開きます。
彩花は、明らかに自分の性器に指が触れ、開かれるのを覚え、声を上げました。体を持ち上げて、下腹部を見ます。
医師が彩花の股間に顔を近付けて、指でグリグリしているのが、見えました。
「嫌、駄目、触らないで~!!」
横から、
「ほら、佐藤さん、言ったじゃないですかー。動いちゃ駄目なんですよー。」看護師が注意します。
「だって、触ってる、触ってる!!」
「当たり前でしょ。診察ですよ。お静かに願いますね。動かないで、手はちゃんとお腹の上で組んでいましょうね~。」
医師の鈴木は、彩花の動きが収まると、再び小陰唇を弄るように、左右に開きます。
「はーい、御免なさいね~。ちょっと膣口を探していますよ。」
彩花の小陰唇の襞を搔き分けるように、左右に大きく開いています。グリグリと左右に開いた指を動かし、襞の中から膣口を見つけます。
彩花の性器は柔らかく、小陰唇の襞が捲れて、ピンクの粘膜が露出しました。パックリと開いた小陰唇の中は、しっとりと湿っていて、綺麗なピンク色の粘膜がライトに反射しています。医師の鈴木は、じっくりとそれを眺めています。指先を上下左右に動かして、膣口の在処を見定めます。性器は指先と同期して、グニャグニャと形を変えています。
「う~ん、何処かな? 膣口はどれかな?」
半ば楽しむように、ゆっくりと膣口を探しています。指先を動かすと同時に、彩花の性器からは、甘く酸っぱい臭いが漂ってきました。洗浄する前の女性性器ですから、尿とオリモノ等の入り混ざった複雑な臭いが、周囲に漂います。
「うん、性器の正常な臭いだね~。」とつぶやきます。
横で看護師の美咲が、眉を顰めて鈴木を見下ろします。
「先生っ!」
「臭いも大切な診察の一つなんだよ。」
と、正論とも言い訳とも知れぬ言葉を呟きます。
彩花は、開いた股の間の性器を、先生に弄られて、膝がガクガクと震えだすのを覚えます。
「あっ、嫌、嫌ぁ~っ!? 駄目、駄目っ!?」
横から看護師の美咲が注意します。「佐藤さーん、動かないのよ~。ゆっくり息をしましょうね~。大丈夫よ。先生が診察していますよ。」
彩花は、臭いがどうのこうのと耳にして、焦ります。(えっ?止めて、駅のおトイレで気持ち悪いから、ウオシュレットで流さなかったわ。どうしようー。恥ずかしい~!!)

「ああ、これかなー。これだー。膣口はこれですね。う~む、小さいなあ。看護師さん、この子、確か処女じゃ無かったよね?処女だっけ?確認してくれますか?」
医師の鈴木は、あれ?と云う顔をして、看護師の美咲に尋ねます。
看護師の美咲は、バインダーの問診票を、ペラペラと捲り、何度も確認します。
「はい、この問診票には、性交の経験 有り にチェック入っていますよ。 さっきの問診でもそう答えていましたよね?」と答えます。
「ああ、そうですよね。もうちょっと調べてみよう。 佐藤さーん、貴女は、性交の経験有りますよね? 有るって、仰ってましたよねー?」医師の鈴木は、大きな声で、彩花に尋ねます。
彩花は、顔を紅くして、「え? ......」
はっきりとは、答えません。

医師の鈴木は、仕方が無いので、彩花の膣口を調べてみる事にしました。綿棒の先で確かめます。
「う~ん、小さいなー。 う~ん、どうだろう? 」
暫く調べています。
「ああ、結構伸びるねえ~。......処女膜痕らしきものがみえるけど、大丈夫だねー。うん、これなら大丈夫。」
医師の鈴木は、しっかり確かめると、綿棒を彩花の膣内へと挿し込みました。
「きゃ~っ(゚Д゚;)💦 何~っ?!」と彩花は、膣の違和感に叫び声を上げます。
「はい、膣の粘膜を採取しますよ~。痛いですか?どう?」
と医師の鈴木は、綿棒をヌルッと彩花の膣へ挿し込みながら尋ねます。
「あ、あの...、え、その...」
「痛くはないでしょう? どうですか?」
騒いでいるのは、彩花だけで、後の二人はシラーっと、冷静にしています。
看護師の美咲が横から、「どうなの? 佐藤さん? 痛いの?」
彩花は、か細い声で、「い、いえ、痛くはないですけどー...」

横には看護師さん、正面には医師と二人に囲まれて、股を開き膣へ何かを挿し込まれている彩花です。こんな状況で、顔を見られて話しかけられるだけでも、恥ずかしいのに、彩花の膣は、何かが蠢くのを感じ取ります。
「ああ、何か変な感じがするんですけどー!」
「いいのよ、じっとしていましょう。サンプル採っているだけですからね。」看護師の美咲が、彩花の顔を見ながら声を掛けます。
更に彩花の股間を覗いて、「ああ、大丈夫じゃない。全然、平気でしょ?」と又、顔を見て言います。
彩花は、何が平気なのか分かりませんが、自分の性器に何か入っている処を看護師さんに覗かれ、又自分の表情を覗かれて、凄く恥ずかしいのを感じます。
(ああ、こんな目に遭っている処を、横で見られているのは、気まずいわあ...)
「どうなの? 佐藤さん、痛くなんかないでしょ?」
彩花は、自分の性器が先生に開かれて、膣にモゾモゾした感じがして、そこに横から話し掛けられると云うこの状況に、どう答えていいか分かりません。
「え? ええ...。はい、でも... 」

医師の鈴木は、綿棒を彩花の膣口へ挿し込み、膣口の具合を確かめました。問題が無い事を確認すると、綿棒を膣の奥の方へヌルリと挿し込みます。ググっと一気に膣の奥へ送り込みます。十分に挿入出来たら、グリグリっと掻き回し、粘液を採取します。
「はい、佐藤さん。サンプル採れましたね~。検査へ出してお置きますからね。」 そう言いうと、綿棒をスポッと彩花の膣から抜き取りました。
「看護師さーん、チューブ出して~。」と言うと、看護師の美咲がチューブを差出します。医師の鈴木は、綿棒を液体の入ったチューブへ挿し込みます。看護師の美咲は、それを受け取り、キャップを付けて密栓します。 チューブには、佐藤彩花の名前が貼りつけられています。カートへポンと置かれ、検査へ出されます。
彩花は、これで終わりなのかしらとホッとします。
勿論、そんな事はなくて、これはホンの序曲、軽いジャブでしか無かったのです。ここのクリニックが繁盛する陰には、これから彩花が経験する内見が大切な役割を果たしていたのです。