BREAST EXAMINATION
- 2019/02/27
- 23:56
診察室のドアは、開けっ放しになっており、時折人が、通るのが見えます。彩花は、それがクリニックのスタッフだけでは無いのに気付きます。でも、ドクターはドアが開いていても気にせず、彩花の乳房を只管触診しています。開いたドアからは、女性だけでなく、男性の姿も見えます。彩花は、どうしてこんないい加減な診察室で、診られているのか、腹立たしくなって来ました。プライバシーが、一番守られるべき場所である筈なのに、待合室から丸見えになっています。ドクターと看護師さんに、彩花の乳房を診られるのは、仕方無いとしても、どうして待合室の人にまで見られているのが、嫌で仕方ありません。

乳房触診されるモニター応募者の女性
「動かないで、真っすぐ前を見ていて下さいね~。」ドクターが注意します。彩花は、ドクターが乳房を撫でまわす度に、指先を見ます。どう考えても、こんな事をする必要があるのだろうか?という疑問が湧いてきます。ドクターの指先は、執拗に乳房を取り囲んでグルグル時計の様に摩ります。時に掴むような仕草もします。相変わらず、入口のドアに人影が見えて、何か話しているみたいです。ヒソヒソ声が聞こえて来ます。時々「やだ~、ははは...」等と会話が聞こえます。彩花は、わざと入口を向いて、ドクターに訴えますが、ドクターは、彩花の乳房だけに注意が向いていて、全く気が付きません。
実は、ここのクリニックは、会員募集の為の内見を実施しており、会員がお友達を紹介すると、コースの割引をして貰えるので、今日も会員が友達を誘って、内見へ連れて来ているのです。基本は女性のみですが、エグゼクティブ会員になれば、パートナ同伴や、カップルのお友達参加が容認されています。
ドアの外の待合室には、既に内見する為、会員とそのパートナー、そのお友達らが、男女で到着しており、待合室でスタッフの勧誘を受けているのです。彩花の乳房触診も、それとなくドアから見れるようにされていたのです。
勿論、彩花はそんな事は知りません。約款をよく読んでいないので、気付きませんでした。それらの事は、小さな文字で書かれていたのです。”診察には、見学者が立ち会う事もありますので、ご了承下さい。プライバシーは、当クリニックの規定により保護されます。”と謳われています。

ドクターは、執拗に彩花の乳房を撫でて、押して、掴みます。彩花は、早く診察が終わってくれるように気を揉みますが、それを知ってか知らずかドクターは、ゆっくりゆっくりと彩花の乳房を撫でて触診します。
モニター会員のみに、内見での診察が実施されます。正会員へは、行われません。
不定期に、新会員が勧誘の為の内見が行われています。内見は、入会したら、実施される最初の健康診断から、各種診察・検査、マッサージ・ヒーリング、キュアー等が紹介されます。受けられるヒーリングや、マッサージ、ヒーリング等が見れます。具体的に実際の診察がどのようなものか、見学が出来るようにもなっています。その内見が、彩花がモニター応募して予約した今日に合わせて、開かれているのです。

「あっ、痛いっ(>_<)!!」彩花は、思わず叫びます。「あ、御免ねー、痛かったかなー? これは、乳首の診察ですよ。乳首から汁等出た事ありますか?」とドクターが,
彩花の乳首を摘んでから問い掛けます。「あ、いいえ、無いです。」彩花は答えます。
するとドクターが「あ、そうですか。これは痛いですか?」と、またまた乳頭をギュッと摘みます。
「あっ、(>_<)痛いです、痛いです。」と彩花は泣きそうに答えます。
ドクターは「ふむふむ...成程...」と、何だか分からない返事をします。
彩花は、こんな処を知らない人に、ドアの向こうから覗かれているのが悔しくて、思わずドクターへ訴えます。「あの、ドアが開けっ放しになっているんですけど。」とやや強い口調で言います。

ドクターは、そっけなく答えます。「え?あ、あれですか?ええと...あれはですね...ええと...そう、うちのスッタフですよ。あけの看護師さんと大学から来た研修医ですよ。ちょっと煩いですね。後で注意しておきますよ。」
そう言われて、彩花は黙ってしまいました。でも、そんな風に見えないけどなあと、何だかモヤモヤします。
彩花は、大学から来た研修医にしては、何だかチャラい男の人だなあと感じます。(あの視線、凄く嫌だわ...。嫌だ、ガン見してるじゃない(゚Д゚;)。あの女の人、あ~ら、可哀想ねって見たいな感じで見てるわ(;´Д`)。何も私、望んで診て貰っている訳じゃないのよ~💦 止めて、そんな目で見ないで!!)
やっとドクターは、手を止めました。「では、反対側の乳房も診ましょう。もっと胸を張って下さい。俯かないで。しっかり此方を見て、真っすぐに背筋を伸ばして下さい。」

「じゃ、反対側も診ましょうね~」
診察室の入口から覗く内見の人達には、このように見えています。新入会員の女性が、今健康診断を受けていますから、お静かに願いますよと、スタッフから注意を受けてから、そっとドアから覗きます。

恥かしさに堪え乍ら乳房の触診を受けるモニター応募者の女性
ドクターは、彩花の左乳房を診終えると、今度は続いて右乳房の触診を始めました。又同じように、クルクル時計回りに乳輪の周りを撫で始めました。「うん、左乳房にシコリは有りませんでしたよ。大丈夫。乳腺症等の兆候も有りませんね。こちらはどうでしょうね。どうかな、どうかな?」
彩花は、中年ドクターの執拗な乳房の触診を、不快に感じ始めました。相変わらず、ドアの外から幾人かが、チラチラと此方を見ています。こんな恥ずかしい処を、人に見られながら、診察を受けるなんて、思ってもみなかったわ。早く終えて欲しいなと、心から願います。
「あっ、(>_<)痛いっ!!」彩花が叫びます。
「はい、此方の乳頭も問題有りませんねえ。大丈夫ですよ~。」とドクターが、またまた乳首を摘んでから言います。

ドクターは、一頻り彩花の右乳房を撫でて、摘んでの触診を行うと、漸くこう言いました。「う~ん、左右のバランスも取れていて、中々美しい乳房ですねえ。うん、これはいいですね。美容の観点からも、綺麗だと思いますよ。是非、参考にさせて下さいね。サイズとかも計りましたが、いいですよ。うんうん。」
ドクターは、確かめるように、彩花の左右の乳房を掴んで、グイグイと動かします。「イエス、高酢クリニック!!」と冗談迄言います。
彩花は、褒められて少し嬉しく感じたのですが、そんな事どうでもいいから、早く終わりにしてと心で願います。皆に見られているのよ~っ(;´Д`) 恥ずかしいのよ~っ!!

ドクターは、彩花の左右の乳房を、鷲掴みにしてじっくりと眺めます。「こちらのクリニックでは、美容整形も扱ってていますのでね、こんな風にして欲しいという方もいらっしゃいますよ。ううむ、いいお胸ですねえ。」
彩花は、そう言われて、そうなんだーと思いますが、でも考えてみたら、中年のオヤジが、ただ私のオッパイを、揉んでいるだけじゃないの?と、ふと思ってしまいます。クリニックだから、診察だけど、嬉しくないわよ。それに、知らない人達が、ドアの外から覗いているし。私、見世物じゃないのよ!! 早く終わりにしてよ!! 冗談じゃないわ!!
ドクターは、ゆっくり診察を行います。内見の人達に、出来るだけアピールする意味合いもあります。会員数を増やして、経営を安定させる戦略なのかも知れません。一般会員は勿論ですが、高額会費のエグゼクティブ会員を増やす為に、効果のある内見だからです。収益が増すと、その分で施設や設備・機器類を充実させる事が出来ます。又職員へのインセンティブを与え、サービスの向上が計れるからです。最終的に、それが会員の満足へ繋がります。会員全員への還元という大きな観点から、この内見が行われているのです。

乳房触診されるモニター応募者の女性
「動かないで、真っすぐ前を見ていて下さいね~。」ドクターが注意します。彩花は、ドクターが乳房を撫でまわす度に、指先を見ます。どう考えても、こんな事をする必要があるのだろうか?という疑問が湧いてきます。ドクターの指先は、執拗に乳房を取り囲んでグルグル時計の様に摩ります。時に掴むような仕草もします。相変わらず、入口のドアに人影が見えて、何か話しているみたいです。ヒソヒソ声が聞こえて来ます。時々「やだ~、ははは...」等と会話が聞こえます。彩花は、わざと入口を向いて、ドクターに訴えますが、ドクターは、彩花の乳房だけに注意が向いていて、全く気が付きません。
実は、ここのクリニックは、会員募集の為の内見を実施しており、会員がお友達を紹介すると、コースの割引をして貰えるので、今日も会員が友達を誘って、内見へ連れて来ているのです。基本は女性のみですが、エグゼクティブ会員になれば、パートナ同伴や、カップルのお友達参加が容認されています。
ドアの外の待合室には、既に内見する為、会員とそのパートナー、そのお友達らが、男女で到着しており、待合室でスタッフの勧誘を受けているのです。彩花の乳房触診も、それとなくドアから見れるようにされていたのです。
勿論、彩花はそんな事は知りません。約款をよく読んでいないので、気付きませんでした。それらの事は、小さな文字で書かれていたのです。”診察には、見学者が立ち会う事もありますので、ご了承下さい。プライバシーは、当クリニックの規定により保護されます。”と謳われています。

ドクターは、執拗に彩花の乳房を撫でて、押して、掴みます。彩花は、早く診察が終わってくれるように気を揉みますが、それを知ってか知らずかドクターは、ゆっくりゆっくりと彩花の乳房を撫でて触診します。
モニター会員のみに、内見での診察が実施されます。正会員へは、行われません。
不定期に、新会員が勧誘の為の内見が行われています。内見は、入会したら、実施される最初の健康診断から、各種診察・検査、マッサージ・ヒーリング、キュアー等が紹介されます。受けられるヒーリングや、マッサージ、ヒーリング等が見れます。具体的に実際の診察がどのようなものか、見学が出来るようにもなっています。その内見が、彩花がモニター応募して予約した今日に合わせて、開かれているのです。

「あっ、痛いっ(>_<)!!」彩花は、思わず叫びます。「あ、御免ねー、痛かったかなー? これは、乳首の診察ですよ。乳首から汁等出た事ありますか?」とドクターが,
彩花の乳首を摘んでから問い掛けます。「あ、いいえ、無いです。」彩花は答えます。
するとドクターが「あ、そうですか。これは痛いですか?」と、またまた乳頭をギュッと摘みます。
「あっ、(>_<)痛いです、痛いです。」と彩花は泣きそうに答えます。
ドクターは「ふむふむ...成程...」と、何だか分からない返事をします。
彩花は、こんな処を知らない人に、ドアの向こうから覗かれているのが悔しくて、思わずドクターへ訴えます。「あの、ドアが開けっ放しになっているんですけど。」とやや強い口調で言います。

ドクターは、そっけなく答えます。「え?あ、あれですか?ええと...あれはですね...ええと...そう、うちのスッタフですよ。あけの看護師さんと大学から来た研修医ですよ。ちょっと煩いですね。後で注意しておきますよ。」
そう言われて、彩花は黙ってしまいました。でも、そんな風に見えないけどなあと、何だかモヤモヤします。
彩花は、大学から来た研修医にしては、何だかチャラい男の人だなあと感じます。(あの視線、凄く嫌だわ...。嫌だ、ガン見してるじゃない(゚Д゚;)。あの女の人、あ~ら、可哀想ねって見たいな感じで見てるわ(;´Д`)。何も私、望んで診て貰っている訳じゃないのよ~💦 止めて、そんな目で見ないで!!)
やっとドクターは、手を止めました。「では、反対側の乳房も診ましょう。もっと胸を張って下さい。俯かないで。しっかり此方を見て、真っすぐに背筋を伸ばして下さい。」

「じゃ、反対側も診ましょうね~」
診察室の入口から覗く内見の人達には、このように見えています。新入会員の女性が、今健康診断を受けていますから、お静かに願いますよと、スタッフから注意を受けてから、そっとドアから覗きます。

恥かしさに堪え乍ら乳房の触診を受けるモニター応募者の女性
ドクターは、彩花の左乳房を診終えると、今度は続いて右乳房の触診を始めました。又同じように、クルクル時計回りに乳輪の周りを撫で始めました。「うん、左乳房にシコリは有りませんでしたよ。大丈夫。乳腺症等の兆候も有りませんね。こちらはどうでしょうね。どうかな、どうかな?」
彩花は、中年ドクターの執拗な乳房の触診を、不快に感じ始めました。相変わらず、ドアの外から幾人かが、チラチラと此方を見ています。こんな恥ずかしい処を、人に見られながら、診察を受けるなんて、思ってもみなかったわ。早く終えて欲しいなと、心から願います。
「あっ、(>_<)痛いっ!!」彩花が叫びます。
「はい、此方の乳頭も問題有りませんねえ。大丈夫ですよ~。」とドクターが、またまた乳首を摘んでから言います。

ドクターは、一頻り彩花の右乳房を撫でて、摘んでの触診を行うと、漸くこう言いました。「う~ん、左右のバランスも取れていて、中々美しい乳房ですねえ。うん、これはいいですね。美容の観点からも、綺麗だと思いますよ。是非、参考にさせて下さいね。サイズとかも計りましたが、いいですよ。うんうん。」
ドクターは、確かめるように、彩花の左右の乳房を掴んで、グイグイと動かします。「イエス、高酢クリニック!!」と冗談迄言います。
彩花は、褒められて少し嬉しく感じたのですが、そんな事どうでもいいから、早く終わりにしてと心で願います。皆に見られているのよ~っ(;´Д`) 恥ずかしいのよ~っ!!

ドクターは、彩花の左右の乳房を、鷲掴みにしてじっくりと眺めます。「こちらのクリニックでは、美容整形も扱ってていますのでね、こんな風にして欲しいという方もいらっしゃいますよ。ううむ、いいお胸ですねえ。」
彩花は、そう言われて、そうなんだーと思いますが、でも考えてみたら、中年のオヤジが、ただ私のオッパイを、揉んでいるだけじゃないの?と、ふと思ってしまいます。クリニックだから、診察だけど、嬉しくないわよ。それに、知らない人達が、ドアの外から覗いているし。私、見世物じゃないのよ!! 早く終わりにしてよ!! 冗談じゃないわ!!
ドクターは、ゆっくり診察を行います。内見の人達に、出来るだけアピールする意味合いもあります。会員数を増やして、経営を安定させる戦略なのかも知れません。一般会員は勿論ですが、高額会費のエグゼクティブ会員を増やす為に、効果のある内見だからです。収益が増すと、その分で施設や設備・機器類を充実させる事が出来ます。又職員へのインセンティブを与え、サービスの向上が計れるからです。最終的に、それが会員の満足へ繋がります。会員全員への還元という大きな観点から、この内見が行われているのです。