gynecological biopsy

2018/07/23
19:29

　ドクターは、ゴム手袋を嵌めると、立ち上がり、サッと膣へ指を入れて、内部を触診します。何かを確かめるように、指を動かしています。時々、患者さんが苦しそうに声を上げます。足先が上がって、指が動きます。ドクターは、構わず指を動かしています。

　　　手術前に内診される患者さん

　ドクターは、下腹部を押さえて、触診をしています。グリグリと他方の手掌や指の腹を使って押さえます。

　ドクターの手元では、指が膣の奥深く挿し込まれているのが見えます。指が回転されると、小陰唇が醜く歪みます。ヌルヌルとした粘液が音を立て、泡立ちます。時々患者さんの呻き声も聞こえます。ドクターが下腹部を押さえると、陰核包皮が捲れ上がり、赤くなったクリトリスが飛び出します。診察とは言え、遠慮など全く無く、痛々しく感じられます。

　内診は、このように膣へ指を二本挿し込んで行います　　　　

　小陰唇を巻き込まないように、もう片方の手指で、小陰唇を開いてから指を挿し込みます。膣内部は、柔らかく温かいです。奥に子宮頚部が固く触れます。指先を開いてクルリと触診します。膣壁も調べておきます。

　ドクターは、頷きながら何かを納得したように、内診の手を緩めます。「はい、はい、いいでしょう。それでは、次ですね～。」　　　

　ドクターが内診を終えて、指を膣から抜くと、ゴム手袋の指先から、粘液が滴り落ちます。性器は濡れて光っています。　　

　ドクターが声を上げると、看護師さんがクスコー氏膣鏡を手渡します。　ドクターは、膣鏡を受け取ると、カラカラとネジを回してブレードを閉じます。左手の指先で、小陰唇を大きく開き、膣口を露出させます。赤く充血した膣口が飛び出しています。ハッキリとぎざきざの膣口が開いているのが見えます。バルトリン腺液が、垂れています。

　金属光沢の冷たい膣鏡が、患者さんの膣口へ触れると、ビクンと脚が動き、お尻の穴がきゅっとすぼまりました。　　

　ドクターは、見え易いように自分の体を左へ寄せてて呉れました。部屋の中の人達は、ドレープに開いた穴に、患者さんの性器に注目しています。覗き込む人もいます。
　患者さんは、両脚を開いて、目の前のカーテンと天井を見ているしかありません。股に触られ、指を挿し込まれますが、大きく息をして堪えます。カーテンのこちら側では、ドクターの一挙手一投足に、注目が集まります。　　

　ドクターの手元が無影灯に照らし出されています
ドクターの背後からは、ドレープに開いた穴から患者さんの性器が見えます。　　　

　クスコー氏膣鏡の先端が、膣口へ押し当てられました。先端が膣口へ挿し込まれると、ドクターは、易々と膣鏡を膣の奥へと挿し込んでしまいました。大きな器具が、女性の膣へメリメリと押し込まれると、ざわめきが起こります。　　　

　深く挿し込まれた膣鏡は、90度回転されて、更にネジが巻かれ、膣を開いて行きます。
大きく膣が開らかれると、子宮頚部が露出され、子宮口も見えます。そして器具が挿し込まれ手術が始ります。　
幾人かの見学者の前で、女性患者さんの手術が始まり、大きく開かれた膣へ、器具が挿し込まれモニターも見れます。トレーの上には、シャーレが置かれ、細い器具も幾つか並べられています。血液も付着して、膣口からも幾分垂れて出て来ます。決して楽しくない光景が広がり、看護師さんはテキパキと役割を果たします。患者さんは、時々呻き声を出し、先生と受け答えもします。足先が時々動き、苦痛に耐えています。お尻の穴も窄んだり、ヒクヒク動いたりします。　　

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　クスコー氏膣鏡を、奥まで挿し込んで、少し上へ向けながら戻します。取っ手を握って開くと、丁度子宮頚部に当たる筈です。ネジを巻いて更に開いて行くとブレードが膣を大きく開き、子宮頚部の真ん中に、子宮口が観察出来ます。又、ピンクの膣壁がブレードの間で伸ばされ、綺麗に見えます。白いオリモノは、正常な膣の環境です。必要に応じて、膣洗浄を行います。膣鏡を開いたら、器具を挿し込んで施術します。　　　