内診台へ固定された受診女性は、ただただ診察が終わるのを待つしかありません。足元でのざわつきに、為す術がありません。明らかに、自分の足元へ視線が集中しているのが、感じられます。固くて冷たい器具が体へ入って来ると、騒めきが増し、キリキリと引き裂かれる感じを受けると、足元から、低い嘆息とも悲鳴とも取れぬ騒めきが聞こえて来ます。
それでは、もう少し詳しく診る為に、クスコー氏膣鏡のLサイズを使用しましょう。では、少し辛くなるかも知れませんが、ちょっと辛抱して下さいね。では、また力を抜いて、ゆっくり息をして下さいね~。
可也大きな膣鏡ですから、少々苦痛が伴うかも知れません。Mサイズで、十分に膣は広がっていると思います。膣鏡診によって、ゼリーとバルトリン腺液分泌により、陰部はベタベタと濡れて来ました。
内診コーナーのドアが開放されています。見学者が遣って来て、受診者の姿を目の当たりにすると、一様にたじろぎ、呆然として足を止めます。決して入ってはいけない場所です。
誓約書にサインした研修・見学者は白衣着用してから静かに入室します。目の前で実際に婦人科の診察処置が行われています。
皆さん、熱心にドクターの手元を注目しています。「これから、クスコー氏膣鏡Lサイズを膣へ挿入してみます。ここが膣口です。皆さん、見えますか? 先端が入りましたね。」 巨大な膣開口器が、膣口へ挿し込まれています。果たしてこのような大きな検査器具が、膣へ入るのかと、見学者は懐疑の目で見つめます。

見学者の前で、膣鏡検査が行われます(23歳未婚女性)
「それでは、入れますよ~、力を抜いて~、楽にして下さい~。」
ブレードは閉じてから挿入します。今、奥まで入りましたね。ネジを回してブレードを開けば、内部が覗けます。
一見、とても入りそうにない巨大な検査器具も、ドクターの手に掛かると、いとも簡単に膣へ飲み込まれてしまいました。ただ、受診女性は、体をうねらせて苦しそうな喘ぎ声を上げました。肛門も盛り上がり、異物が挿入されたことに違いは有りません。ブレードは未だ閉じており、子宮頚部等は見えません。
受診者は、股を大きく拡げて局部を見易いようにさせられています。目の前には、カーテンで仕切られていて、足元は見えません。見学者は、患者さんと目を合わす事なく、患部を見る事が出来ます。
都内某所のクリニックにて、婦人科の見学・実習が行われています。たまたま、健康診断へ来た女性が、内診台へ上げられました。頼まれて知らない書類へサインすると、内診台へ案内されて、目の前のカーテンが引かれました。
クスコー氏膣鏡Lサイズのネジが巻かれ、患者さんの膣を徐々に開き、子宮頚部を曝し出します。内診室内に、熱気が漂います。受診女性は、痛みを訴えていますが、ドクターは構わずネジを巻きます。肛門は迫り出し、小陰唇は引き延ばされています。静寂の中、患者さんの喘ぎ声とカラカラと金属音が内診室に響きます。
無影灯に照らし出された子宮頚部がピンクに光り、内診室内へ曝露されて行きます。こんなにも、女性の性器が抉じ開けられるものなのかと、視線が集まります。健康的な女性生殖器官が、眩しく光っています。